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豪華スペックで価格は安く 新コンパクトJ9を紹介

これほど大きな進化を誰が予想できただろうか。これまでのレッツノートで最もコンパクトかつ軽量だったRシリーズに代わる、新モデルが登場した。その名はJ9。何もかもが新しく、そして画期的だ。その豪華すぎるスペックを紹介する。
数え切れないほどの改良を加えた新モデル登場
Rシリーズに代わる新しいコンパクトモデル、J9がついに登場した。そのスペックは実に豪華。価格も想定価格12万円前後からと低く抑えられており、おまけにスタイリッシュ。ユーザーにはうれしいことずくめの新モデル登場となった。店頭販売される個人向けモデルをベースに詳しく見ていこう。




完全に生まれ変わった最軽量レッツノート
- ☑パワフルな標準電圧版CPUを搭載
- ☑液晶は10.1型WXGA(16:9) 1366×768ドット
- ☑装着したまま使えるジャケットスタイル (個人向けモデルはジャケット標準装備)
- ☑高速モバイル、WiMAXを標準搭載
- ☑本体質量は約900gからと軽量 (ハイパフォーマンスモデルにオプションバッテリー搭載時)
- ☑店頭予想価格12万円前後からの低価格 (スタンダードモデルの場合)
- ☑USBポートは3基、HDMI端子も搭載
- ☑最長約12時間のバッテリー駆動を実現
- ☑Windowsがわずか約15秒で起動 (ハイパフォーマンスモデルの場合)
他のレッツノートはすでにワイド液晶へ移行し、標準電圧版CPUを搭載した高性能モバイルへと大きな進化を遂げている中、J9もその流れに乗った。液晶は10.1型ワイド液晶となり、解像度は1366×768ドットへアップ。XGA(1024×768ドット)と比較して表示情報量は33%もアップしている。さらに、大方の予想を裏切り、コンパクトさ、軽量さはそのままに、超低電圧版ではなく標準電圧版のCPUを搭載することにも成功した。
Sシリーズで採用されたパナソニック独自の高効率放熱ファンを、ひとまわり小型化して搭載。小さなボディでも効率よく排熱することが可能になった。10.1型以下の液晶を搭載するノート型パソコンとしては、標準電圧版のCPUを搭載できた世界初の例だという(パナソニック調べ。2010年9月28日現在)。これにより、同クラスと比較してはもちろん、大型のA4ノートなどと比べてもひけをとらないほどの高い処理性能を実現している。大容量バッテリーを搭載することで、駆動時間も従来並み、あるいはそれ以上になった。
高性能モデルと低価格モデル、いずれも魅力的
店頭モデルのラインアップは低価格なスタンダードモデルと高性能なハイパフォーマンスモデルの2機種。両者の主な違いは価格、CPU、質量、バッテリー駆動時間、ストレージ、ジャケットデザインの6点だ。スタンダードモデルは予想価格が12万円前後(Office搭載モデルは14万5000円前後)と、従来モデルRシリーズから大幅に引き下げられた。ハイパフォーマンスモデルは予想価格18万円前後(Office搭載モデルは20万5000円前後)だが、スペックを考えればコストパフォーマンスは高いといえる。
CPUはスタンダードモデルが標準電圧版 インテル® Core™ i3-370M プロセッサー 2.40GHz、ハイパフォーマンスモデルが標準電圧版 インテル® Core™ i5-460M プロセッサー 2.53GHz(インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー利用時最大2.80GHz)。ストレージはスタンダードモデルが160GBのハードディスク、ハイパフォーマンスモデルが128GBのSSD。バッテリー駆動時間は4セルバッテリーのスタンダードモデルが約7.5時間、6セルバッテリーのハイパフォーマンスモデルが約12時間。CPU性能が大幅にアップしたにもかかわらず、従来モデルと同等以上の駆動時間を確保している。しかも、質量は最軽量の場合で約900g(オプションバッテリー装着時。ジャケットを除く)という軽さだ。
ジャケットは、スタンダードモデルがデザイナー廣田尚子氏の手によるシフォンホワイト、ハイパフォーマンスモデルがパンサーブラック。いずれもONでもOFFでも使いやすい、スタイリッシュでありながら落ち着きのあるデザインだ。カバンやスーツとの相性も良く、女性も持ちやすいだろう。なお、ホイールパッドの色もスタンダードモデルは黒、ハイパフォーマンスモデルはシルバーと異なっており、ハイパフォーマンスモデルには、より高級感が感じられる。
スタイリッシュかつ機能的な「ジャケット」スタイル
ジャケットには、スタイリッシュなルックスに加え、さまざまな機能が持たせてある。まず頑丈さ。単に本体表面を傷から守るだけでなく、底面の足に入れ込んだダンパーで76cmの高さからの底面落下に対応する。さらに天板への耐100kgf級の圧力にも耐えることが可能と、従来からの頑丈性能を受け継いでいる。

ケースでなくジャケットと呼んでいるのは、装着したまま使用することが前提となっているからだ。底面にはハンドストラップが付いており、立ったままでも片手でしっかりホールドでき、空いた方の手でキー操作ができる。外出先など、本体の置き場所がないところでも、ネットの閲覧やメールの送受信程度はなんなくこなせる。



ジャケットは着せ替えが可能で、6000円前後で販売される。また、マイレッツ倶楽部限定とし、カーディナルレッド、イーグルブラウンの2色も用意されている。さらに、女性向け、男性向けバッグのブランド、「SAZABY」とのコラボ企画による本革製のジャケットがリリースされ、やはりマイレッツ倶楽部にて数量限定で販売される。
Windows起動時間は最短で約15秒と劇速
BIOSの起動ステップを最適化することでWindowsの起動時間を大幅に短縮するクイックブートもさらに進化した。BIOSを直接操作することなく、Windows上で設定が可能なクイックブートマネージャーが搭載されたほか、Windowsのサービスを遅延起動させるなど、より高度な設定が可能になった。その効果は絶大だ。ハイパフォーマンスモデルではSSDを搭載しているため、起動時間は通常でも約20秒とかなり高速。それがクイックブート設定をすることで、なんと約15秒にまで短縮される。実際に検証してみると、上の動画の通り、それをさらに上回る約13秒という驚きの結果が出た。
キーボードの打鍵感が優れているのもレッツノートの特長だが、コンパクトなRシリーズはキーピッチ17mmと幾分小さめで、特に男性では、慣れるまで打ちにくさを感じることもあった。J9は新規に考案したリーフ型キーボードを採用することで、大幅に入力性を高めている。左上と右下の角を丸くすることで、指や爪が引っかかりにくくなった。この画期的な形状のおかげで、パナソニックの調査では、従来型と比べて誤入力率が10%ほど低減されたという。ぜひ店頭に足を運び、展示モデルで試し打ちしていただきたい。
高速モバイル通信のWiMAXを標準搭載しているのもポイント。電波状況が良ければ、ADSL並のブロードバンド環境をモバイルで利用できるのだ。マイレッツ倶楽部では、標準搭載のWiMAX、無線LANに加え、より広いエリアをカバーしたワイヤレスWAN、そして周辺機器をつなぐためのBluetoothと、4つのワイヤレスを同時に搭載することも可能となっている。


さらに、左右の側面に配された3つのUSBポートと、フルHDモニターなどと接続する際に便利なHDMI端子が搭載されるなど、インタフェースも充実している。10.1型液晶クラスでは、向かうところ敵なしの豪華スペックといえる。S9と比較してもそん色ない高性能モバイルへと、大きな進化を遂げたレッツノートJ9。ネットブックをきっかけに盛り上がった小型ノートPC市場に、高性能コンパクトという新しいジャンルを確立するだろう。





