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戸田覚が最新の「レッツノートAX3」の使い勝手を検証!
2013年6月12日公開
仕事が止まらない高性能モバイルノート

戸田覚が最新の「レッツノートAX3」の使い勝手を検証!

ついに登場した「レッツノートAX3」。外見は、前モデル「レッツノートAX2」とほとんど変わらないが、中身は驚くほどの進化を遂げている。今回は、日頃から「レッツノートAX2」を使い倒している戸田覚氏が「レッツノートAX3」を徹底検証。果たして注目の進化ポイントはどこなのか?また、仕事にはどのように役立つのか、詳しく伺っていこう。

長時間駆動と堅牢性であなたのビジネスに安心感をプラス

戸田 覚 氏(とだ・さとる) ビジネス書作家・IT製品評論家。ビジネス書を中心に著書は累計100冊以上。「日経ベストPC+デジタル」「日経PC21」など、各IT系の媒体で連載を持つ。テレビやラジオ、講演などにも多数出演する。現在は、モバイルノートとして「レッツノートAX2」を愛用する。
戸田 覚 氏(とだ・さとる)
ビジネス書作家・IT製品評論家。ビジネス書を中心に著書は累計100冊以上。「日経ベストPC+デジタル」「日経PC21」など、各IT系の媒体で連載を持つ。テレビやラジオ、講演などにも多数出演する。現在は、モバイルノートとして「レッツノートAX2」を愛用する。

僕は、仕事で外出先を飛び回っていることが少なくありません。出張や講演などには、もちろんモバイルノートを持っていきます。IT製品の評価も仕事なので、ノートパソコンやタブレットを複数所有していますが、ここぞという仕事ではいつも「レッツノートAX2」を鞄に入れています。

一番大事なのは、“仕事が止まらないこと”です。まず、注目したいのがバッテリー駆動時間の長さですね。「レッツノートAX2」は内蔵バッテリーで約9時間駆動しました(モデルによる)。実際にモバイルノートで仕事をしているのは、1日に3~4時間といったところなので、液晶の輝度を上げてWiMAXをつなぎっぱなしにするなど、消費電力の多い作業でも不安がありません。

新製品の「レッツノートAX3」なら約13時間も駆動します。しかも、CPU性能や液晶の解像度が向上してこの値ですから、インテル第4世代のCPUはすごいですね。これからは日帰りの出張でも、ACアダプターは不要になりそうです。さらに付属の予備バッテリーを使えば約22時間駆動。もう、1泊の出張でさえ、ACアダプターはいらないでしょう。

最新CPUを搭載し、バッテリー駆動時間は「レッツノートAX2」の最長約9時間から最長約13時間に進化した。さらに付属の予備バッテリーを使用すれば最長約22時間駆動する。
最新CPUを搭載し、バッテリー駆動時間は「レッツノートAX2」の最長約9時間から最長約13時間に進化した。さらに付属の予備バッテリーを使用すれば最長約22時間駆動する。

「レッツノートAX3」は、本体を稼働させたまま予備バッテリーに交換できます。最近のUltrabookはバッテリーを交換できない機種が多く、バッテリーが劣化したら修理対応になってしまいます。パソコンを修理に出すと、その間仕事が止まってしまうので困ります。2つのバッテリーを使わない方も、数年後に新しいバッテリーに取り替える際に、この方式のありがたみを感じるはずです。

もうひとつ重要なのが堅牢性です。僕の会社のスタッフが「レッツノートAX2」を派手に落っことしたのですが、傷こそ付いたものの動作には問題なく、データももちろん残っていました。例えば、講演に臨む際にうっかりパソコンを落としたとします。そこで仕事が止まってしまうと、パソコンの価格以上のダメージになります。大事な商談を多く抱えているセールスパースンの方などに、レッツノートが評価される理由がこれです。多少無骨でも仕事が止まらなければビジネスのツールとしては最良なのです。とはいえ、昔と違って「レッツノートAX3」なら十分格好良くなっていますが。

長年使っても満足感をキープできる、十分なモバイル性能

「レッツノートAX3」をしばし使ってみましたが、インテルの第4世代CPUは超快適で、オーバースペックではないかと思うほどです。事実、いま使うなら「レッツノートAX2」でも十分でしょう。ところが、大事なのは4年、5年と使い続けたときにどこまで快適さが保てるかということです。仕事で使うパソコンは、はっきり言ってあまり買い換えたくありません。データの引き継ぎが面倒ですし、操作性が変わると慣れるまでに仕事に支障を来します。最新の「レッツノートAX3」なら、間違いなく5~6年は余裕で使えるはずです。おそらく、Windowsも「9」とか「10」が出ているでしょうし、アプリケーションもほとんど新しいものになっているはずです。そのときでもこの性能なら快適だと、太鼓判を押せます。

頑丈なダブルヒンジ。スタイルの変形時にはヒンジをチルトアップ機構としても利用され、ユーザー目線の設計姿勢が感じられる。
頑丈なダブルヒンジ。スタイルの変形時にはヒンジをチルトアップ機構としても利用され、ユーザー目線の設計姿勢が感じられる。

本体の堅牢性も、長く使うための重要なポイントです。僕は、ほぼ同じボディーの「レッツノート AX2」を使い続けてきました。このモデルは液晶を360度回すためにヒンジが2つ採用されています。しかも、回転角度が大きくなります。タブレットスタイルと普通のノートスタイルをひんぱんに使い分けるために、しょっちゅう回転させています。購入したときには、「ガンガン動かしてヒンジが緩くならないかな」と心配だったのですが杞憂に終わりました。手元の「レッツノートAX2」は、お借りした新品の「レッツノートAX3」と同じようにしっかりと回転します。これから「レッツノートAX3」を買った方が、数年間バリバリ使ったとしても、やっぱり安心して開閉できるでしょう。末長く使うために、スペック以上に重要なこともあるわけです。まあ、レッツノートの場合は、デザインがあまり変わらないので、長く使い続けても古びない良さもありますしね(笑)。

レッツノートのいろいろなモデルを10年以上使い続けてきましたが、はっきり言って液晶の明るさには期待していませんでした。仕事用だから、これまでの輝度でも十分だったのです。ところが、「レッツノートAX3」では驚くほど明るくなったではないですか! しかも、視野角の広いIPS液晶パネルを採用しています。実際に使ってみると、「やっぱり明るいに越したことはない」と思い直しました。

IPS液晶&フルHD液晶(解像度:1920×1080)を搭載し、「レッツノートAX2」に比べ、コントラスト・色彩表現ともに向上している。
IPS液晶&フルHD液晶(解像度:1920×1080)を搭載し、「レッツノートAX2」に比べ、コントラスト・色彩表現ともに向上している。

特に、「レッツノートAX3」はタブレットスタイルで利用します。明るい屋外で使っても、これだけの輝度があって、視野角が広ければ外光に負けません。屋外での打ち合わせで、ちょっと書類や写真を見てもらうような使い方も余裕です。例によって、こだわりのアンチグレアですから、映り込みもまったく気になりません。実は、自室で使うときには明るすぎてまぶしいのですが、そんなときには輝度を下げればOKです。最高輝度で使っても、バッテリーはかなり長持ちするのがレッツノートらしさですね。

細部への作り込みのこだわりを感じさせる、高い拡張性と操作性

解像度もフルHDになりました。11型液晶で横1920ドットもありますから、文字の小ささが心配になるかもしれません。しかし、そこはOSの文字サイズ調整でどうにでもなります。解像度が上がることで写真や文字が緻密になってとても美しく表示できるのはいいですね。Webページを見ているだけでも、嬉しくなります。高解像度+アンチグレアという組み合わせは、他にはほとんどありませんが、まるで紙の書類を見ているような美しさがあるので、店頭でチェックしてみてください。アンチグレアは、タッチ操作をしたときに指紋が目立ちにくいメリットもあります。お客様に画面を見せることが多い使い方をしている人には、重要ですね。指先の感触もさらりとしていて気持ちがいいですね。これから夏に向かって、汗をかいて指先もしめりがちになります。べたつきにくく使えるアンチグレアは、タッチ操作にも向いているのです。

上下左右85度の広視野角を実現。プレゼン時や打合わせ時にも複数人で同時に画面確認ができる。
上下左右85度の広視野角を実現。プレゼン時や打合わせ時にも複数人で同時に画面確認ができる。

古い端子類をかたくなに搭載しているのも、仕事で使うためにはありがたい点です。例えば、VGA出力端子を備えています。これは、仕事の現場でいまだに多く使われているちょっと古いプロジェクターとつなぐ際に重要です。また、WiMAXをこだわって搭載していることにも拍手を送りたい。WiMAXを内蔵していると、接続が素早く通信も高速なので、一度使い慣れた方は簡単には変えづらいのです。クラウドを利用して大量のデータをやりとりする方も、通信量の上限がないので安心です。

コネクターに関しては、位置も重要です。例えば、HDMIがUSBコネクターよりも奥にあるので、HDMIケーブルを接続したままでもUSBメモリーを抜き差ししやすい。こうした、現場の使い方に即した気配りの設計に気づくと、思わずほくそ笑んでしまいます。とはいえ、個人的には、GPSを搭載してほしかったですね。タブレットのように使う機会の多いモデルですから。グーグルマップで現在位置を表示できると便利です。

インターフェースには、VGAコネクタ、HDMI出力端子、Webカメラ、USB3.0ポート×2、さらにはワイヤレスLAN切り替えスイッチを備え、使いやすさを想定した装備をそなえている。
インターフェースには、VGAコネクタ、HDMI出力端子、Webカメラ、USB3.0ポート×2、さらにはワイヤレスLAN切り替えスイッチを備え、使いやすさを想定した装備をそなえている。

仕事で使うWindows 8のモバイルノートを探しているなら、「レッツノートAX3」が最有力候補でしょう。生産性にこだわる人、仕事を止めたくない人にこそ使っていただきたいです。

2013年夏モデル レッツノートAX3(店頭モデル)
2013年夏モデル レッツノートAX3(店頭モデル)

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