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特集

【2023年版】300人アンケート調査・業務用パソコンの「不満と理想」
2023年6月26日公開

【2023年版】300人アンケート調査・業務用パソコンの「不満と理想」

モバイルワークの進展とともに見えてきた業務用パソコン選びのポイント

2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同等の5類感染症に移行し、企業は移動制限が撤廃され、在宅とオフィス勤務を併用するハイブリッドワークや出張が増加した。そのため、パソコンを持って移動する機会が増えたと言える。コロナ禍を経てコミュニケーションや業務のハブとなるパソコンの役割がさらに重要になった一方で、これまで企業が社員に支給してきた業務用パソコンについて、どのような不満や要望があるのだろうか。経営者・研究開発部門・営業部門・情報システム部門など315人を対象に「業務用パソコンの不満と理想」を調査した。

調査概要
「日経クロステック Activeリサーチ」にて実施。調査時期は2023年4月24日〜5月16日。さまざまな業種の経営者、研究開発部門、営業部門、情報システム部門まで網羅した形でアンケートを実施。有効回答数は315件。所属部門はユーザー部門が39.7%、IT機器調達部門が28.7%と続く。

ユーザー部門の約4割が業務用パソコンに不満

 アンケート結果では、ユーザー部門の利用者のうち、約4割が「不満がある」と回答していることがわかった(グラフ1)。なお昨年度の調査では約5割だった。具体的には昨年と同様、「CPUやメモリの処理性能の不足」、「持ち運びにくい重さ」などが不満点として挙げられている。アンケートで「重い」と回答した利用者は多かったものの、これは重量と動作の遅さの両面を含んでいると考えられる。

 また、次の業務用パソコンに求めるスペックについては、昨年同様「性能」が1位、「持ち運びやすさ」が2位という結果だ(グラフ2)。

 業務用パソコンを全社で調達する場合には、「性能面」と「モバイル性」を兼ね備えたパソコンを選定することが望ましいだろう。また、昨年よりも「バッテリー持ちの悪さ」に関する声が増えているようだ。ハイブリッドワークや出張に伴い、パソコンを持ち運ぶ機会が増えたことが原因かもしれない。特にWeb会議はバッテリーを消費するため、このような意見が増えている要因の一つだと考えられる。


<b>[グラフ1]</b>
[グラフ1]

<b>[グラフ2]</b>
[グラフ2]

故障時の対応やセキュリティの困りごとは昨年よりも低下

 アンケート結果によると、「困りごとがある」と回答したパソコンの管理・運用に関する割合が、昨年の約26%に対し、今年は21.6%と低下した(グラフ3)。この背景には、テレワーク/リモートワークの環境整備が進んだことが挙げられる。回答者の「困りごとがある」という意見の中では、「重くて持ち運びにくい」「バッテリーの持ち」「故障したときの対応」「セキュリティ」などが主に挙げられており、Web会議が増えた影響で「ネットワークの遅さ」についても言及されている。


<b>[グラフ3]</b>
[グラフ3]

※記事は執筆時の情報に基づいており、現状と異なる場合があります

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