活用事例

パナソニックの先進テクノロジーで実現する物流ソリューション
物流業界に最適な最新タフブックやパナソニック独自のAndroid関連サービスも紹介

プロジェクトマネジメント部 4課 課長
永芳 洋氏
最後に、パナソニック モバイルコミュニケーションズ プロジェクトマネジメント部 4課 課長の永芳洋氏が、パナソニックの物流向け新商品とサービスについて紹介した。
まず取り上げたのが、最新の頑丈ハンドヘルド「タフブックFZ-T1」だ。5型液晶搭載、バーコードリーダーも内蔵しながら、シリーズ最軽量の約270gを実現。外観はほとんどスマホのようで、「軽い・薄い・取り扱いやすい」のが特長だ。
さらに高度な防塵・防滴・防水性も備える。水に濡れた手でも操作できる「レインモード」や手袋装着時でも操作できる「手袋モード」を搭載し、操作性も万全だ。まさにタフな環境で使われることの多い物流業界に最適な1台となっている。

さらに永芳氏からは、法人でのAndroid活用の提案もあった。最新のAndroidは強力なセキュリティ機能を搭載しており、ウイルス感染率はわずか0.79%ほど。とりわけGoogle Play Storeからのソフトウェアダウンロードに限れば0.01%にすぎない。その上、パナソニックでは、起動時にハードウェアが、OSが改ざんされていないかをチェックする「セキュアブート機能」を搭載。ハードとOSでセキュリティを守り抜けるようにしていると強調した。
Android端末に置き換えるコストについては、TCO削減の観点から検討してほしいと提案した。Androidでは優れた汎用アプリや周辺機器が豊富に用意されているため、開発工数やコストを削減することが可能。さらに、専用ハンディターミナル機と異なり、電話、カメラの複数台持ちが解消されるなど、運用のTCOの面で経営に貢献する。
パナソニックでは「拡張ソフトウェア更新サービス」として、ユーザーの希望するタイミングで更新を管理できるサービスを提供。Android OSはどんどんOSが切り替わることから長期間使えないのではという懸念を解消してくれる。

タフブックを活用したパナソニックの物流業界向けソリューションを展示

国際総合物流展のブースでは、物流業界向けソリューションとして、「ZetesChronos」を用いた「配送進捗管理ソリューション」やAndroidを業務で安全・安心に活用するための「Android安心SEサービス」などを展示。パナソニックが提唱する「現場プロセスイノベーション」を発信する場となっていた。


さらに「空間採寸ソリューション」も展示されていた。これは、Intel社の3Dカメラ技術「Intel® RealSense™ テクノロジー」を利用したものだ。タフブックに、左右2つのカメラを搭載した3Dカメラモジュールを搭載。配送物にカメラを向けると、わずかな時間で3Dスキャンし、縦・横・高さの3辺を計測できる。これにより、作業時間の短縮と誤入力防止が可能だ。計測後、計測データをサーバーへ自動送信すれば、倉庫やトラックへの収容時の時間・空間的なムダを減らすことにもつながる。

NTTドコモのビジネス向けタフネススマートフォン「タフブック P-01K」にも注目が集まっていた。これは「タフブック」シリーズ最新作で、セミナーでも触れられた「FZ-T1」の姉妹機ともいえるもの。「FZ-T1」で搭載しているバーコードリーダーを省き、スマートフォン機能に特化しているのが大きな違いだ。
コンクリート面への150cm落下試験(6面)や100cmからの高さの1000回連続落下試験、高さ80cmの高さからディスプレイへの鋼球(300g)落下試験といったMIL規格を超える独自の頑丈試験を実施。高度な防塵・防滴・防水性も備えているのは「FZ-T1」と同様。ロックを外せば簡単にバッテリー交換ができるので、長時間利用にも最適だ。質量は「FZ-T1」よりもさらに軽い230g台となる。発売は10月以降を予定する。

ブース内にいた説明員は「物流の現場では、スマホは手荒に扱われがち。『ケースを付けなくても使える頑丈なスマホがほしい』というお客様の声はよく聞いていた。『P-01K』はまさにそうしたニーズに応えるもの。ブースにいらしたお客様からの反響も高い」と手応えを語っていた。

その他、ブースの外側では、物流業界の困りごとを解決するセミナーも開催。毎回、多くの立ち見が出るほどの見学者を集めていた。パナソニックの製品・ソリューションが、物流業界の顧客にどう役に立つのかがしっかりとわかる、充実の内容だった。






