タレスDISジャパン株式会社
サイバーセキュリティプロダクト事業本部
セールスエンジニアマネージャー
舟木 康浩氏
ほかにもタレスDISは、多彩なデータセキュリティーソリューションを提供している。その概要について、「アプリケーションセキュリティー」「データアクセス監視」「データ保護」の3つの観点で順に見ていこう。
■アプリケーションセキュリティー
クラウド、オンプレミスが混在したハイブリッドシステムにおける、すべてのアプリケーションやAPIを統合的に保護するプラットフォームを提供する。例えば、巧妙な攻撃からアプリケーションを保護するWAFや、ネットワークやWebからのDDoS攻撃に対応するDDoSプロテクション、アプリケーションデリバリーを支えるセキュアCDN、転送中のデータを分類し、実装されている場所を問わずAPIを保護するAPIセキュリティーなどの機能を備えている。
「WAFやDDoS対策は広く知られたものですが、これらを徹底することで防げるリスクは多いです。Impervaの統合プラットフォームによって、高度なサイバー攻撃からアプリケーションを守ります」とタレスDISジャパンの舟木 康浩氏は説明する。
■データアクセス監視
あらゆるデータアクセスを可視化して、リスクを分析・表示するダッシュボードを提供する。なお、近年はオンプレミスのデータベースのほか、クラウド上の構造化/非構造化データベースへのアクセスも監視したいというニーズが高まっている。そこでタレスでは、ハイブリッド環境のセキュリティーを統合管理可能なプラットフォーム「Data Security Fabric」を用意。これを使えば、複数のデータベースにあるイベントを相関分析してリスクを可視化することが可能だ。
「IT管理者に対し、優先的に対処すべきインシデントと対処法をダッシュボード上で提示します。迅速なアクションにつなげられるようになるはずです」と舟木氏は言う。
■データ保護
データを暗号化するだけでなく、強力なアクセス制御と一元的な鍵管理、データの検出・保護・制御を行う統合データセキュリティープラットフォーム「CipherTrust Manager」を提供。オンプレミス、クラウドなどの環境によらず機密データの安全性を確保する。
「私たちは、暗号鍵を暗号データと分離して一元管理するソリューションを提供しています。これにより、万一暗号システムが侵害された場合でも、暗号鍵は別の専用の鍵管理システムで厳重に保護されているため、データの復号を防ぎ、リスクを最小限に抑えることが可能です」と舟木氏は付け加える。
さらに同社は、パートナーと協業し顧客企業のニーズに合わせたシステムインテグレーションにも力を入れている。仮想環境やストレージ、ファイルサーバーなどに対しても、アプリケーションに影響を与えず暗号化と鍵管理の導入が可能な環境を構築するという。