サイボウズ株式会社
営業本部
リージョナル共創推進部 公共チーム
藤原 慎之輔氏
20~30代職員の退職に悩む自治体が増えている。要因として挙げられるのは、過剰な業務負荷や、年功序列の評価によるモチベーション低下などに起因するメンタルヘルスの悪化だ。離職者が増えれば在籍する職員の負担が増し、組織の生産性がさらに低下してしまう。
「若手職員のやりがいを高めるためには、組織の在り方を抜本的に改革することが必要かもしれません。ただその前に、所属する部署やプロジェクトの中のコミュニケーションを促進し、チームワークを強化するだけでもエンゲージメントを高められる可能性があります」とサイボウズの藤原 慎之輔氏は指摘する。
それには、まずチームに対して個々のメンバーがどのような思いを抱いているかを把握することが不可欠だ。そこでサイボウズは、業務アプリ作成ツール「kintone」上で実施したメンバーへのアンケート結果を基に、チーム状況を可視化する「チームワークサーベイ(Teamwork Survey)」を提唱している。
「チームワークサーベイはもともと、民間企業向けに開発したアセスメント手法です。これを自治体組織向けに最適化することで、自治体の皆様にも活用していただけるようにしました」と藤原氏は紹介する(図)。
2026年4月現在、全国480超の自治体が何らかの形でkintoneを導入している。チームワークサーベイは、kintoneユーザーであれば無償で利用できるため、まず試してみる価値はあるだろう。