第6回RD20国際会議及び東京シンポジウムのご開催を心よりお喜び申し上げます。NEDOは2020年度よりRD20に参加しております。産業技術総合研究所や経済産業省など関係の皆さまに改めてお礼申し上げます。
NEDOは、日本最大級の公的研究開発マネジメント機関として、「エネルギー・地球環境問題の解決」と「産業技術力の強化」という2つのミッションを掲げ、企業、大学および公的研究機関の英知を結集して、研究開発に取り組んでおります。また、NEDOは、2050年のカーボンニュートラルや持続可能な循環型社会の実現に向け、総合的な研究開発指針をまとめており、「持続可能なエネルギー」・「サーキュラーエコノミー」・「バイオエコノミー」といった3つのシステムを実現するための技術や、それら3つのシステムを支えるデジタルトランスフォーメーション(DX)の技術などに関する研究開発を推進しております。
さらに、われわれNEDOは、国内だけではなく、海外とも積極的に活動を行っております。具体的には、わが国が有しているエネルギー関連技術などの海外における実証事業を1993年から実施しており、国際レベルでの省エネ化、脱炭素化、環境負荷低減などに貢献しております。加えて、2020年より、クリーンエネルギー・環境分野における研究機関間の共同研究を促進するため、国際共同研究開発事業を実施しており、これらの制度を通じて再エネや省エネの推進、エネルギーシステム強靱化(きょうじんか)といった広範な分野の研究開発支援を行っております。
RD20と同様に、われわれの国際共同研究開発事業は、各国の研究機関の連携や研究者間のネットワークの強化、イノベーションの創出を共通の目標としているところです。RD20の活動を通じて新たな国際共同研究開発案件を発掘し、NEDOとしてその事業化や研究機関・研究者のネットワーク強化を行えれば誠に幸いです。
本年の第6回RD20国際会議は初めて海外、インドのニューデリーにて開催されると承知しております。会議の成功を心から祈念すると共に、これまで以上に各国の連携やネットワークの強化が図られることを期待しております。

1988年、現在の経済産業省に入省。主に国際分野の業務に従事。2008年より約3年間ニューヨークJETROに出向。2021年4月にNEDO国際部に出向。2024年4月に同部の部長に就任。組織改編により同年7月より海外展開部長を務める