受賞者インタビュー金賞

リテルヒューズ バーチャル展示会をイメージした広告で
潜在顧客へのアプローチに成功

宗形 哲也 氏

宗形 哲也
Littelfuseジャパン合同会社
営業本部 営業管理部 カスタマーサービス課 課長

── 日経クロステックのオンライン広告「EV向け車載デバイス製品のバーチャル展示会」が金賞を受賞しました。このプロジェクトの背景と目的を教えてください。

宗形 リテルヒューズは、より安全でサステナブルな、ネットワークでつながる世界に活力を与えるための産業技術を生み出す企業です。1927年の創立以来、お客様と協力しながら、革新的で信頼性の高いソリューションを設計・提供しています。当社の製品は、さまざまな産業、輸送、エレクトロニクスといった各種市場のあらゆる場で使用されています。なかでも自動車は、日本市場における当社の主要分野の一つ。コロナ禍でリアルな展示会の開催が難しくなったため、バーチャル展示会をイメージした広告で、リテルヒューズブランドおよび当社の製品とサービスを紹介し、市場での露出を増やしたいと考えました。

車両ソリューションを展示し
資料ダウンロードなどにも対応

── 具体的にどのような展示を行ったのでしょうか。

宗形 インフォテインメント(インフォメーションとエンターテインメントを組み合わせた造語)、ネットワークシステム、パワートレイン、ADAS(Advanced Driver-Assistance Systems:先進運転支援システム)、Comfort&xEVなど、さまざまな車両ソリューションを展示しました。バーチャル展示会の訪問者は、リテルヒューズに関する資料をダウンロードしたり、ビデオや製品、アプリケーションのデモ、カタログなどを表示することができます。また、誰が何をダウンロードしたのかということを追跡し、その都度適切なソリューションを使用して潜在顧客にアプローチすることも可能な仕組みとなっています。

── コロナ禍はマーケティング活動にどのような影響を及ぼしましたか。

宗形 新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行は、広告、マーケティング、販促、メディアの利用に変化をもたらし、企業やブランドは安定した収益を維持するために、広告やマーケティングキャンペーンについて再考することを余儀なくされています。市場は急速に変化しており、特に昨年からのパンデミック下で、エンジニアが情報を入手する方法も変化しています。その中で、デジタルプラットフォームの使用は非常に人気がありますし、現在、インターネットの使用率は世界中で50〜70%増加しています。つまり、リアルな展示会からバーチャルな場への注目を高めるため、マーケティング計画を最適化する必要があるのです。注目を集めるコンテンツを使用して強力なオンライン環境を作ることが重要であり、ウェビナー、オンラインセミナー、電子ニュースレター、バーチャルイベント、ソーシャルメディアなどでのプロモーションに重点を置いています。

デジタルカスタマーエクスペリエンスを軸に据え
活動の多くを仮想的な方法へと変更

宗形 哲也 氏

── 審査員はドキュメントのグランドデザインとダウンロード機能により、わかりやすいアプローチを評価しました。バーチャル展示会の資料をダウンロードしたお客様は、通常の展示会に来場したお客様とは傾向や特徴が異なっていましたか。

宗形 リアルな展示会では、お客様に主要な商品をご覧いただけますし、当社の製品やサービスに興味をお持ちの場合は、ブースにお越しになってカタログをお求めになったり、直接お問い合わせくださいます。それは、私たちとお客様の対話につながり、潜在的な顧客との緊密な関係の構築を助け、ビジネスの成功率を高めます。正直なところ、リアルな展示会の方がより直接的で効率的であると感じています。しかし、仮想イベントには地理的な制約がなく、お客様はいつでもどこでも参加することができ、多くのコンテンツにアクセスできます。それが、仮想イベントのメリットといえるでしょう。ただ、参加したお客様は多くの資料をダウンロードすることを好むため、セールスリードの数は多くなりますが、セールスに直接つながるようなリードの数が少ないことが課題といえます。

── 日経クロステックへの感想をお聞かせください。

宗形 日経クロステックは、日本においてエンジニアやビジネスリーダーに技術情報を提供する最も影響力のあるメディアの一つと考えています。日経クロステック主催のバーチャルなイベントに参加したことをきっかけに、貴社のチームメンバーと知り合いになりました。そのメンバーの方々は非常に専門的で、何事にも迅速に対応し、常に効率的で協力的です。私たちが問題に直面したときは、快く解決策を提供してくれます。今回の広告制作において、リテルヒューズのマーケティングチームは、メンバーの方々のサポートに深く感銘を受けました。

── 今後の日本におけるマーケティング展開について戦略をお聞かせください。

宗形 5年間の成長戦略と市場開拓戦略における私たちの主な焦点の一つはデジタルカスタマーエクスペリエンスであり、多くの活動を仮想的な方法へと変更しています。今後もバーチャル展示会、ウェビナー、オンラインキャンペーン、共同資料配布イベントなどに参加していきます。流通パートナーシップにおける当社の強力な関係とビジネスは、これからもお客様のニーズを促進し、提供することに役立つと考えています。

※所属・肩書はインタビュー時点

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