


最近、元気な企業のリーダーに会うと、必ずといっていいほどいい時計をしている。いい時計というのは、必ずしも高級時計を指すものではない。その人の人となり、さらにはその人が率いる企業の進もうとする方向性を示しているように思えるものだ。コロナ禍を乗り越え社会は新たなフェーズに入ったが、物価高や円安など、ビジネスを取り巻く環境は必ずしも順風満帆ではない。こうした環境下で、世界を舞台に活躍するビジネスパーソンは腕時計の先に何を見ているのか。その哲学を訊く。
文=中村真紀、いなもあきこ 写真=吉澤健太、菊池陽一郎、本浪隆弘