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製品紹介

 大画面と薄型軽量化を両立した「タフブック CF-33」発表会レポート
2017年7月24日公開
アルピニスト・野口健氏も絶賛!

大画面と薄型軽量化を両立した「タフブック CF-33」発表会レポート

頑丈性能・拡張性・長時間駆動などを高次元でバランス

 続いて登壇したのは、「CF-33」開発のプロジェクトリーダーを務めた上田大氏。3つの大きな特長を挙げつつ、「CF-33」の詳細な製品紹介を行った。まずは「頑丈設計」だ。120cm落下試験(26方向)、MIL-STD-810G準拠の耐振動試験、IP65準拠の防塵防滴試験、—10℃から50℃の耐環境試験といった厳しいテストを実施している。

「デタッチャブル方式にしても120cm落下に耐えられるよう、タブレット部とキーボード部を結合する保持機構とロック機構にこだわった」と上田氏は解説。

特長について解説するモバイルソリューションズ事業部 CF-33プロジェクトリーダーの上田大氏。
特長について解説するモバイルソリューションズ事業部 CF-33プロジェクトリーダーの上田大氏。

 2つめは、現場のニーズに細かく対応できる「拡張性」だ。バーコードリーダー、シリアルコネクター、増設USB2.0のいずれかを選択して搭載可能。また、スマートカードリーダー、非接触ICカードリーダー、指紋認証センサーのいずれかを案件別対応として搭載できる。さらに、8Mリアカメラ、WWAN、GPSユニット、大容量バッテリーパックなどの多彩なオプションも用意する。

 3つ目は、現場で役立つ「視認性・操作性・長時間駆動」である。12.0型QHD(2160✕1440)の高解像度液晶を採用。通常の印刷物に近いアスペクト比3:2なので縦方向の表示が幅広く、書類が見やすい。1200cd/㎡の高輝度なので、屋外の直射日光下でも画面をはっきり見ることが可能だ。バッテリー駆動時間も約12.5時間、大容量バッテリーでは約25時間と長く、電源を切らずにバッテリー交換が可能なホットスワップに対応。手袋がついたまま、水しぶきがついたままでもタッチ操作を行える。

 上田氏は物流業界の倉庫や防災現場で「CF-33」をどう活用できるかも紹介。「これからもモバイルワーカーの業務革新に貢献したい」と力強く語った。

保持機構については、一般的な機構のように中央部のみで結合するのではなく、ガードで全体を覆ってタブレット部をしっかり支える。また、ロック機構については、回転して2方向にロックされる独自のダブルフック式着脱機構を採用。容易な着脱と堅牢性を両立している。
保持機構については、一般的な機構のように中央部のみで結合するのではなく、ガードで全体を覆ってタブレット部をしっかり支える。また、ロック機構については、回転して2方向にロックされる独自のダブルフック式着脱機構を採用。容易な着脱と堅牢性を両立している。
写真は本体上部に取り付けたオプションのUSB端子。バーコードリーダーやシリアルポートなどのオプションも、本体から出っ張らずフラットに取り付けられるようになり、使い勝手を高めている。
写真は本体上部に取り付けたオプションのUSB端子。バーコードリーダーやシリアルポートなどのオプションも、本体から出っ張らずフラットに取り付けられるようになり、使い勝手を高めている。
展示コーナーで行われていた活用シーンのデモ。タフブックは手袋のままでもタッチ操作できるのが特長だ。高輝度の画面は直射日光下でも見やすい。
展示コーナーで行われていた活用シーンのデモ。タフブックは手袋のままでもタッチ操作できるのが特長だ。高輝度の画面は直射日光下でも見やすい。

「CF-33」のタフさを、アルピニスト・野口健氏も絶賛

 そして最後に、アルピニストの野口健氏が登場。苛酷な環境における「タフな」PCの必要性について、自身の体験談を交えて語った。野口氏は1999年に25歳でエベレスト登頂に成功し、当時の当時の七大陸最高峰登頂世界最年少記録を樹立した日本を代表するアルピニスト。近年は富士山やエベレストの清掃といった環境活動にも力を入れているが、「自分ひとりでは限界がある。活動を“どう伝えるか”が大事になる」と強調する。

ゲストとして登壇したアルピニストの野口健氏。山岳地帯での過酷なPC活用をリアルに語った。
ゲストとして登壇したアルピニストの野口健氏。山岳地帯での過酷なPC活用をリアルに語った。

 現地で生中継を行ったりするのに欠かせないのがPCだ。ただし、気圧が低く乾燥した高地ではPCの、特にHDDが壊れやすく、10台持って行って半数が故障することもザラだそう。また、ザックに入れて長時間歩くことで、振動によってPCが傷んだり、マイナス温度下で動かなくなったりもする。

 そんな時に、タフブックは大きな威力を発揮するだろうと野口氏は言う。「これがあればどれだけ助かるかわからない。グローブをつけて操作できるのも画期的。野外はまぶしくてPCの画面が見えないこともあるが、その点もクリアしている。気を遣わず使用できるので、精神的な負担も軽減できる」と野口氏はそのタフ性能と操作性を絶賛した。

 野口氏は今年もまた12月からヒマラヤに向かう予定。「その際、ぜひ相棒としてこのCF-33を持って行き、中継を行って現地の様子を伝えたい」と熱く語り、発表会を締めくくった。

氷漬けにされた「CF-33」をハンマーで叩いて周りの氷を砕き、それでも起動するか確認するデモ。「氷漬けになったら、PCが生き残っても僕は無理」と笑いながら、興味津々で見入る野口氏。無事に電源が入るのを目の当たりにして、心底驚いた様子だった。
氷漬けにされた「CF-33」をハンマーで叩いて周りの氷を砕き、それでも起動するか確認するデモ。「氷漬けになったら、PCが生き残っても僕は無理」と笑いながら、興味津々で見入る野口氏。無事に電源が入るのを目の当たりにして、心底驚いた様子だった。
展示コーナーでは約90kgの巨大なタイヤでタフブックを踏みつけるデモも。圧巻の頑丈性能だ。
展示コーナーでは約90kgの巨大なタイヤでタフブックを踏みつけるデモも。圧巻の頑丈性能だ。
液晶の縦横比3:2にこだわり。レッツノートとの相乗効果で薄型軽量化を実現。

パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 モバイルソリューションズ事業部 商品企画部 商品企画1課 主務 廣 良和氏
パナソニック株式会社
コネクティッドソリューションズ社
モバイルソリューションズ事業部
商品企画部 商品企画1課 主務
廣 良和氏

 「CF-33」の商品企画をする上で、一見目立たないながらもこだわったのは、液晶の縦横比率を3:2にすること。一般的な16:9や16:10の液晶ではボディも横長になってしまうため、大画面にした場合、車に載せる時などに場所を取るといった声がお客様から挙がっていたのです。紙の印刷物の比率にも近いので、より自然な感じで使っていただけると思います。また、12.0型という液晶サイズも、「CF-20」の10.1型と比べ、実際に使ってみるとかなり広く感じ、地図や高精細な写真の閲覧も快適に行なえます。大画面でより多くの情報量を見られるということで、作業現場の革新のみならず「人の業務の革新」につながると考えます。

 フラッグシップモデルである「CF-33」をデタッチャブルPCにしたのも、様々な業界のお客様から「現場ではタブレットで済むならそれだけ持ち歩き、できるだけ身軽でいたい」という声が大きかったからです。「大画面で着脱式」というのは、堅牢性確保の面から非常に難しいのですが、様々な開発の工夫を重ねてクリアしました。

 今回の「CF-33」で、「大画面かつ頑丈なデタッチャブルPC」という選択肢をお客様に提示できました。タフな現場に導入することで、そこで働く方の不満を解消し、気持ち良く仕事をしていただけるようになり、現場の業務革新・働き方革新に貢献できるのではと思います 。

パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 モバイルソリューションズ事業部 CF-33プロジェクトリーダー 上田 大氏
パナソニック株式会社
コネクティッドソリューションズ社
モバイルソリューションズ事業部
CF-33プロジェクトリーダー
上田 大氏

 「CF-33」に搭載されている液晶は、実は「レッツノートXZ6」と全く同じものです。レッツノートの軽量技術を踏襲しつつ、タフブックのタフ構造で補完する。その相乗効果が、「CF-33」で大幅な薄型軽量化を実現できたことにつながっています。

 「大画面を搭載しながらデタッチャブル構造にする」ことにも苦労しました。タブレット部とキーボード部の結合部を全部ガードで覆うようにしていますが、この際、落下時の衝撃でガードがひずまないようにガチガチにしすぎると、今度はタブレットの抜き挿しがしづらくなる。そのバランスを取るために、寸法から精度までひとつひとつ地道に突き詰めています。このあたりは、同じデタッチャブルである「CF-20」をはじめ、タフブック20年の開発経験が活きています。

 また、「CF-20」では、キーボード部にもバッテリーを搭載していたのですが、「CF-33」ではタブレット側にだけ搭載することとして、タブレット部の駆動時間を延ばしています。現場ではタブレットだけで使用している時間が長いというお客様の声がありましたので。バッテリー駆動時間自体も大幅に延びていて、Lバッテリーを搭載すると25時間もちます。例えば森林警察の方などは、長時間山中で活動していて、バッテリーが切れてしまうと、自分の位置も示せなくなってしまう。まる一昼夜駆動すればそういう事態も避けられます。

 通常、PCはかなりデリケートに扱わなくてはならないものと思われていますが、「CF-33」ではそういうことを一切気にする必要がありません。ぜひ一度、手に取ってみてください。


頑丈デタッチャブルPC「タフブック CF-33」の詳細はこちら

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