エンタープライズDX
アライドテレシス
データの大容量化を支えるITインフラ
今後求められるアプリケーション連携
多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる中で、データ量が急増している。その結果、データ流通を支えるITインフラには大容量化が求められている。こうしたニーズに対応して、ネットワーク機器などの製品を提供しているのがアライドテレシスだ。同社は自社製品と他社アプリケーションとの親和性を高めることで、ユーザーに新たな価値を提供しようとしている。
アライドテレシス株式会社
上級執行役員
マーケティング本部 本部長 兼
サイバーセキュリティDevOps本部 本部長
中島 豊 氏
アライドテレシスはスイッチや無線LANのアクセスポイントなど、ITインフラを支えるハードウエアを販売している。また、システムインテグレーションを含め、ITサービスに関するコンサルティングやセキュリティーサービスなどの事業も展開。国内外の顧客に製品とサービスを提供している。
同社は現在、データ量の急増という環境の変化に向き合っている。多くの企業がDXへの取り組みを加速する中、急カーブで増大するデータの処理が大きな課題として浮上している。
「生成AIやVR(仮想現実)など様々な技術の進展がDXを後押ししています。DXの主要テーマの1つがデジタルツイン。仮想環境とリアルな環境との間でやり取りするデータ量が増えることで、ネットワークなどITインフラの負荷は高まります。増大するデータ流通を支えるために、ネットワークや機器の更改を検討する企業が増えています」と語るのは、アライドテレシス上級執行役員の中島豊氏である。
これから、Wi-Fi 7対応のPCやスマートフォンが次々と登場する。無線LANが大幅に高速化すれば、アクセスポイントはもちろん、スイッチなどの機器の大容量化も求められる。加えて、コストやビジネススピード、拡張性、グローバル展開、セキュリティーなどの要件を満たしたITインフラが必要だ。こうしたニーズに対応するべく、アライドテレシスは各種ネットワーク機器の拡充を進めている。また、大容量化を推進するだけでなく、管理性やセキュリティーなどの機能を高める上での工夫も施す。キーワードはアプリケーションの親和性だ。
ネットワーク機器のAPIを公開し
アプリケーションとの親和性を高める
アプリケーションとの親和性を高めるために、アライドテレシスは2025年に製品のAPIを公開する予定だ。同時に、テクノロジーパートナーシッププログラムのスタートも予定している。
「ネットワーク機器を例にとっても、単一ベンダーの製品だけを使っているユーザーは少ないでしょう。データセンターやサーバールームでは当社製品だけでなく、他社のものも動いています。ユーザーにとって、複雑化する管理は大きな課題です」と中島氏は話す。今回のAPI公開は、こうした課題への解決アプローチということができる。
API連携によるパートナーシップが想定しているのは、データ解析、可視化、セキュリティー、データ転送の4つのユースケースである。
例えば、通信解析プラットフォームと連携すれば、より深いレベルの通信解析ができるだろう。IT資産管理システムと連携すれば、IoT機器を含む各種端末の資産管理のレベルを高めることができる。WAFやCASBといったセキュリティーサービスとつなげば、ネットワーク機器が生成するログの活用が可能となる。さらにデータ転送のアプリケーションと連携すれば、転送時のみ通信路を開くといった操作を自動化することができる。
ネットワーク機器と各種アプリケーションとの連携は、今後さらに新しい価値を生み出すことだろう。
お問い合わせ
- アライドテレシス株式会社
- URL:https://www.allied-telesis.co.jp/

