エンタープライズDX
グーグル・クラウド・ジャパン
Gemini for Google Workspaceの
日本語対応で変わる働き方
業務アプリをシームレスに提供する「Google Workspace」と生成AIの「Gemini」がシームレスに統合された「Gemini for Google Workspace」の待望の日本語対応版機能が提供開始された。この進化はどんなメリットをもたらすのだろうか。グーグル・クラウド・ジャパンの庄司大助氏がそのメリットを語った。
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
パートナーエンジニアリング本部
パートナーエンジニア
庄司 大助 氏
メール、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、ビデオ会議などの機能を提供し、世界中で利用されているGoogle Workspaceについて、庄司氏は「Google Workspaceは、国や地域を超えて社員同士が仕事をするためのインフラとして開発されたBest of Googleなのです。そして今日まで多くの機能拡充を図り、お客様にもご利用いただいています」と語る。その特長はクラウドネイティブなサービスであることだ。
生成AIの活用はデータがクラウド上になければ効果は薄い。クラウドネイティブであるGoogle Workspaceと生成AIのGeminiとの組み合わせは相性がよい。その2つがシームレスに統合されてGemini for Google Workspaceが誕生した。そして2024年9月に待望の日本語対応が実現され、日本語でほぼすべての操作が可能になった。
使いなれたアプリケーションを利用しながら生成AIのメリットが享受できるGemini for Google Workspaceは、リテラシーやスキルの向上やリスクへの対応など、生成AIの活用を阻んできた課題を解消する可能性がある。庄司氏は「実際に豊富な機能が日本語で簡単に使えるようになりました」と話す。
生成AIと一緒に仕事ができる
サイドパネルという新機能
Geminiの提供形態は2つある。企業が保有する独自のデータを取り込みながらチャット形式で利用できる「Geminiアプリ」と、Google Workspaceのあらゆるアプリの右サイドに表示される「サイドパネル」だ。いずれも利用者が入力した企業独自のデータは、セキュアに管理される。
「サイドパネルではアプリの使用中にGeminiが常駐し、一緒に作業をすることができます。日本語でGeminiに指示をすると瞬時に処理してくれて、その結果を他のメンバーとスムーズに共有することができます」と庄司氏。例えば、Gmailのなかから急ぎの対応が必要なものを探し出したり、Googleドライブからデータを抽出してグラフ化できたりする。
短い時間で多くのことができるようになり、個人の作業の自動化を促進することで働き方を大きく変える可能性を秘めている。営業部門では25%の時間短縮、マーケティング部門では2倍以上の生産性、カスタマーサポート部門では解決できるケースが25%増えるといった効果が期待されている。
「しかもセキュリティやコンプライアンスの面でも安心です。企業内の閉じた環境のなかでアプリを利用できて、ユーザーにアクセス権限が付与されていないファイルを参照してコンテンツを生成することもありません。使いやすく、セキュリティがしっかりしていて、開発と運用の手間がないことで、生成AIのメリットを手軽に引き出すことができます」と庄司氏は語った。
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