REVIEW

ビジネス変革の最前線を体感する

生成AI/AIデータ活用

SHIFT

自社での実践ノウハウを生かし
AIの導入から効果創出まで伴走する

ソフトウエアのテスト・品質保証で知られるSHIFTだが、同社はDX支援などのIT総合サービス企業へと事業の内容を大きく変化させつつある。近年の注力領域の1つは、AI(人工知能)の導入・活用をサポートするサービスだ。「導入して終わり」ではなく、定着と効果創出まで粘り強く伴走するスタイルで、多くの実績を生み出している。大きな強みは自社で成功した実践ノウハウだ。

幸加木 哲治 氏

株式会社SHIFT
AIサービス部 AIサービスグループ
グループ長
幸加木 哲治

 多くの企業がAIの導入を進めている一方、「なかなか活用できない」「効果が出ない」といった声を聞くことも多い。AI導入とAI活用・定着の間にある溝を乗り越えるための支援で、SHIFTは実績を重ねてきた。

 同社は2024年7月、生成AIツール「天才くん」を開発し社内でリリースした。幅広い業務において、プロンプトを書けない社員でも使えるノンプロンプトのツールだ。「議事要約作成くん」や「企業分析くん」など、天才くんからは多種類の生成AIツールが生まれた。天才くんリリースから2カ月後、社内の活用率は23%だった。

 「生成AIツールを提供するだけでは、組織に定着しません。そこで、AIチームは営業や人事などの各現場に入り込み、活用の形を一緒に考えました」と語るのは、SHIFTの幸加木哲治氏だ。その結果、半年後のAI活用率は76%に向上。直近では91%に高まった。

 短期間での定着のカギは体制や組織づくりだ。AIチームが各部門を支援する体制をつくり、粘り強く現場とのやり取りを繰り返したという。

AI駆動開発と
モダナイゼーション

 SHIFTは早い時期から、AI駆動開発にも取り組んできた。

 「戦略コンサルタントやビジネスアーキテクト、デザイナー、エンジニアからなるチームに、AIエンジニアリングリード・CoE(Center of Excellence)チームが加わり、各フェーズで最適なAIエージェントを駆使して開発しました。専門性を持つメンバーとのAIの組み合わせが重要です。また、各工程にSHIFT開発標準を適用して品質を担保。セキュアな運用方法の確立にも注力しました」(幸加木氏)

 こうして磨いたAI活用・定着のノウハウを、同社は伴走型サービスとして多くの企業に提供している。すでに多くの実績も出ていると幸加木氏は話す。

 AI活用の知見は、レガシーシステムのモダナイゼーションにも生かされている。レガシーシステムの複雑化や老朽化は、多くの企業の課題だ。それは保守運用コストの高止まりを招き、DX投資を圧迫している。

 「モダナイゼーションを進める上で、大きな課題の1つは業務とシステムの可視化です。当社はAIを組み合わせて効率的にプロジェクトを推進しています」と幸加木氏は説明する。例えば、レガシーシステムでは仕様書が失われているケースも少なくない。SHIFTのAIはソースコードを読み取って仕様書を作成し、依存性などを分析できる。そのうえで、システムやアプリケーションの開発にAIエージェントを活用することで、効率的なモダナイズを実現している。

 SHIFTの推進するAIを活用したモダナイゼーションは、レガシーシステムの課題を感じる多くの企業から注目されている。

SHIFTのAIソリューション
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お問い合わせ

株式会社SHIFT
URL:https://www.shiftinc.jp/

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