2023.06.30
- ビジネスウォッチの正解
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機能的に構築された
24時間表示の旅時計
PATEK PHILIPPE パテック フィリップ
カラトラバ 5224
一見すると上質なスモールセコンドモデルに見えるが、パテック フィリップらしい実用機能を持っている。ケースは大きめだが、マイクロローター式にすることで、ケースの厚みを9.85㎜に抑えた。ネイビー×ローズゴールドの色合わせが、美しいプロポーションを引き立てる。
自動巻き、18KRGケース、径42㎜、771万1000円
旅の機構はいくつもあるが、実用面ではパテック フィリップのトラベルタイム機構が最もハイレベルだ。時針が二本あり、サイドのボタンを押すと時針の一つが一時間ずつジャンプし、ローカルタイムへとスムーズに時差修正を行える一方で、中空型のもう一つの時針はそのまま動かず、自国のホームタイムを表示し続ける。機能を使わないときは時針を重ねておけばよいので、視認性は損なわない。パテック フィリップではこの機構の特許を1996年に取得しているが、新作「カラトラバ 5224」はその進化版。時針が24時間で一周するため、針位置で昼夜を瞬時に判断できるようになった。太陽の動きのように、上半分に針があると昼で、下半分にあると夜なので、慣れてしまえば直感的に時刻を読み取ることができる。パテック フィリップらしい機能性を楽しめる、エレガントな旅の時計だ。


















