製品紹介

戸田覚が新型「レッツノートRZ4」を徹底レビュー

10.1型タブレットにもなる、世界最軽量(※)の薄型ハイブリッド・モバイル「レッツノートRZ4」が新登場。豊富な機能と細やかな工夫でビジネスパーソンのニーズに応える最新鋭機の注目ポイントを、戸田覚氏が徹底検証する。
日常的にいつでも持ち歩ける、軽くてコンパクトなボディ

ビジネス書作家・IT製品評論家。ビジネス書を中心に著書は累計100冊以上。「日経ベストPC+デジタル」「日経PC21」など、各IT系の媒体で連載を持つ。テレビやラジオ、講演などにも多数出演する。現在は、モバイルノートとして「レッツノートAX2」を愛用する。

最近では、ビジネスパーソンは色々なデバイスを持ち歩くようになっています。少し前であればモバイルノートしかなかったわけですが、今ではスマートフォンやタブレットを持っています。ですから、出先でメールを見るためだけにパソコンの電源を入れる人はほとんどいません。スマートフォンやタブレットで事足りるからです。
私も、モバイルノート、スマートフォン、タブレットを持っていますが、例えば、「今日は出先で仕事をしないからモバイルノートは持って行かなくてもいいかな」というケースが増えています。というのは、やはりモバイルノートは少々重いからです。そこに登場してきたのが、この「レッツノートRZ4」です。
「レッツノートRZ4」を最初に見て感じたのは、「軽くて小さい」ということです。普段持ち歩くために大事なのは「軽い」ことに加えて、「小さい」ことです。「レッツノートRZ4」のサイズは、私が普段使っているタブレットとほぼ一緒のサイズです。最近はカバータイプのキーボードを利用できるタブレットも人気ですが、このタイプは背面のスタンドを展開しないとタブレットを自立させることができません。つまり、フットプリント(設置面積)が、展開するスタンドの分だけ大きくなってしまうのです。例えば、新幹線や飛行機の中で利用する時などには、違いがよく分かると思います。つまり、収納時のサイズだけでなく、実際に利用する際のサイズがとても重要なポイントなのです。
軽さについてですが、試しに私が使っているタブレットとキーボードの重さを量ると約890gです。「レッツノートRZ4」はカタログ記載仕様で約745gで、タブレットよりも軽いと言うことになりますね。ということは、もはやタブレットは持ち歩かなくても、「レッツノートRZ4」だけでいいということになるわけです。日常的にいつでも持ち歩けるモバイルノートが「レッツノートRZ4」なのです。


ビジネス現場で活用するための性能、機能が充実



「レッツノートRZ4」を触ってみて、まず気に入ったのはキーボードです。仕事で使うならやはりキーボードが重要になりますが、「レッツノートRZ4」のキーボードは、このコンパクトなサイズにしては非常に打ちやすく、工夫されていると感じました。キーストロークは1.5mmでしっかりとした打鍵感がありますし、ファンクションキーも使いやすさを考慮した配置になっています。メールの返信や原稿の編集程度なら十分に使いやすいキーボードになっていますし、この手のキーボードは慣れれば慣れるほど打ちやすくなるものです。また、タブレットスタイルにした時にキーボードを隠すことができるキーボードカバーがオプションで用意されているのも気が利いていますね。欲を言えば、ペンが付属しているともっと良かったと思います。
液晶も注目のポイントです。「レッツノートRZ4」の液晶はダイレクトボンディングです。ダイレクトボンディングというのは、タッチセンサーが付いているガラスと、画像を表示する液晶の間の隙間がないことを言います。ダイレクトボンディングでないとガラス面と液晶面で光が反射して乱反射が起こり、画像が白っぽく見えてしまいます。斜め横から見るとよく分かるのですが、ダイレクトボンディングの「レッツノートRZ4」はクッキリと画面が見えますが、ダイレクトボンディングではないタブレットなどの場合は白っぽく見えてしまいます。
「レッツノートRZ4」の液晶はアンチグレアで映り込みがありません。その上、このサイズにしては解像度もWUXGA(1920×1200ドット)と高く、画像も緻密です。仕事でモバイルノートを利用する際、必ずしも机の上だけで、静止した状態で使えるとは限りません。例えば、お客様と立ち話をしながら画面を見てもらうということもあります。そうした時に大事なのは、画像がクッキリ見えることです。「えっ?」と見返されるようではダメです。仕事で使うモバイルノートは、現場でもクッキリ見えるということが非常に大切です。





