製品紹介

12型2in1モバイルの新鋭「レッツノートQV」を戸田覚がインプレッション
2mmのキーストロークを維持するキーボードとペンが使える入力性の良さ
「QV」のキーボードは、横19mmのキーピッチで、2mmのキーストロークを従来通りに確保しています。この点も「QV」を推すポイントです。最近のモバイルPCは、キーストロークが1.5mmや1.2mmへと浅くなっています。この現状には危機感すら感じますね。なぜなら、キーストロークは深い方が絶対的に良いからです。文字入力を頻繁にする私としては譲れません。
もちろん浅いキーストロークのキーボードしか使ったことがないと、「QV」のようなキーボードは逆に違和感を覚える人もいるでしょう。しかし、深いキーストロークの方が、体への負担、そして突き当たり感が少なく優秀です。
また「QV」は、別売で手書き入力ができるアクティブペンを用意しています。2in1モバイルにおいて操作方法がタッチだけで、ペンが使えないという端末は価値が薄いと思っています。ペンが使えれば、立ったまま入力作業することもできます。ペンが使えるというのは、「QV」を積極的に購入するプラスポイントになります。

ダブル生体認証と多様なインタフェースはレッツノートの魅力
「QV」では、生体認証機能として「指紋認証」と「顔認証」の2つを標準で搭載*しています。私自身、「QV」のようにダブルで付いているのが好み。「2つもいらない」と思われるかもしれませんが、使ってみると2つあった方が断然便利です。
*標準搭載は個人向け店頭モデルとPanasonic Store限定モデルのみ特に顔認証があると、タブレットとして使っている時、スリープから瞬時に復帰できます。これが、指紋認証だけの端末だと裏側にあるセンサーを毎回探すことになります。これが地味にストレス。またクラムシェルで使う時も、両方あれば片方の認証で失敗しても、もう片方で成功することが多いので、ダブルで搭載している価値は大いに評価できます。

続いてインタフェースですが、「QV」はUSB Type-Cからの充電に対応しています。これが嬉しい。今まで使っていた「SZ」ではできませんでしたから。結局、今はスマホを充電するためにモバイルバッテリーと充電ケーブルを持ち歩いています。USB Type-Cで充電できると、充電器やケーブルがスマホと共通で使えることになり、パソコン用の充電器を持ち歩かなくて済みます。
USB Type-Cから映像出力できるところも注目点です。モバイルモニターやタブレットをUSB Type-Cでつなぎ、それらをサブ画面として使えるようになります。2、3人など少人数を相手にしたプレゼンだと、こうしたサブ画面を見てもらいながら、手元でノートパソコンを操作するといった使い方をよくします。相手の目の前に画面を置くことができ、集中して話を聞いてもらえます。1台のパソコンで画面を相手に向けたり、操作する時には自分に向けたりといったプレゼンとは、話の理解度が変わってきます。効果は絶大です。

「QV」の購入を決めた最大の理由は“最強のプレゼンマシン”だからだ
今回、「QV」を購入することを決めました。その最大の理由は、“最強のプレゼンマシン”だと思うからです。「QV」なら画面上を手でスライドするだけで、PowerPointのスライドがめくれます。普通のクラムシェルノートだとキーボードで操作しますが、その際に目線がキーボードに落ちて、お客様に対して操作している感が伝わってしまいます。一方、タッチでパッパッとページをめくると、目線を下げることがなくなり、操作している感が伝わりません。
目的のスライドを探して、ページを前後に何回も移動する場合でも、画面上でめくっていく方が与える印象が良い。つまり、プレゼン用のモバイルPCにはタッチ操作が必要というわけです。

また会社の会議室などでは、プロジェクターではなく、テレビを使うケースが増えています。テレビでは、説明時にレーザーポインターが使えません。そこで重要となるのがペンです。レーザーポインターが使えない環境でも、ペンが使えるなら同じように説明ができます。
営業など、仕事でプレゼンをする機会があるなら、もはやペン付きのパソコンを買わないのは間違っていると断言できます。普段、手書きはしなくても、プレゼンの時にペンが使えないと話になりません。
さらに「QV」なら、液晶画面を180度倒した状態でもプレゼンができます。私は講演する機会も多いのですが、その際によく「顔が見えないから画面を倒してください」と言われます。プレゼンだとなおさら、お客様の表情を見逃さないためにも、自分の表情を見ていただくためにも、液晶画面を倒して話すこととタッチ操作でスライドがめくれることは有効です。ギリギリの勝負をしている凄腕営業は皆、「お客様の表情を見逃さないためにもタッチ操作が重要」だと言います。
もちろん、ディスプレイを倒してプレゼンするだけでは、仕事ができるとは思われません。ですが完璧なスライドを作り、話も完璧。さらに液晶ディスプレイを倒して、相手の顔を見ながらスライドをめくることで印象深いプレゼンにつながるのです。商談の決まる確率を少しでも上げるためにも、買う価値が十分あると思います。

LTEや限定のブラック仕様など「Panasonic Store」でカスタマイズモデルを選択
今回、「QV」は「Panasonic Store(パナソニック直販サイト)」で購入しました。このPanasonic Storeでは、店頭モデルとは違ってCPUの種類やメモリー、ストレージの容量、LTEやMicrosoft Officeの有無などを自分で選択ができます。
カスタマイズする上でいくつかこだわった点があります。まずはカラー。ジェットブラックのカラーが欲しかった。今回、ブラックは量販店モデルにはまだ設定がなく、Panasonic Store限定となります。
通信機能では、ワイヤレスWAN(LTE)をオプションとして選びました。私にとってLTEは必須機能です。最近はクラウドストレージなどを利用して、ほかの人とファイルを共有することが増えました。テザリングしか使えないと、ネットにつなぐのが面倒くさく、結局、パソコンのローカルにある古いファイルを見ることになります。
その点、LTEが入っていていれば移動中に誰かがファイルを更新した場合でも、さっと同期されて最新のファイルが見られます。私は各社のLTEモデルを使っていますが、その中でもレッツノートの接続性(電波の受信強度)がとても良い。いつもつながります。スマホだと電波が弱いという場所でも、パソコンだと快適です。通信面でストレスが少ないという点も、LTEを付けるメリットです。
個人的に、「QV」は軽快に使いたい端末です。カバンから「QV」をパッと取り出し、パソコンの起動とともにネットにつながるのが理想。Wi-Fiやテザリングで使うこともできますが、LTEを駆使すればレスポンスが早くなり、仕事の効率アップにもつながります。







