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戸田覚が語る・進化を止めないレッツノートへの期待
2021年7月21日公開

戸田覚が語る・進化を止めないレッツノートへの期待

新型「レッツノートFV」を辛口レビュー!

リモートワークがもはや当たり前のものになるなど、今、モバイルノートの「使われ方」が大きく変わりつつある。そんな中レッツノートシリーズに新たに加わったのが「レッツノートFV」だ。14.0型でアスペクト比3:2の大画面を薄型コンパクトなボディに搭載し、どこでも快適なビジネス環境を実現する革新的な1台に仕上がっている。この「レッツノートFV」が、従来のレッツノートと一線を画すのはどのような点か? また、ニューノーマル時代のワークスタイルにはどうフィットするのか? パソコン評論の第一人者として知られる、ビジネス書作家の戸田覚氏に訊いた。

戸田 覚(とだ・さとる)
戸田 覚(とだ・さとる)
ビジネス書作家。株式会社アバンギャルド/株式会社戸田覚事務所 代表取締役。ブログ、著書累計150冊以上、連載25本。IT関連、パソコン、プレゼン、企画書、Webドキュメントなど、仕事に関する幅広い著書を持ち講演も多数。テレビ・ラジオにもレギュラー出演している。

「攻めのリモートワーク」を行う企業ではモバイルノートの「使われ方」が大きく変わる

「レッツノートFV」は、歴代のレッツノートの中ではおそらく初めて「音質・音圧」にこだわったモデルだと思います。どのような開発を行ったのでしょう?

戸田 モバイルノートはそもそも、ビジネスパーソンが出先に持ち出して使うものでしたが、コロナ禍で、持ち出す機会は減っていますよね。以前は出先で使う時間が圧倒的に長かったのに対して、リモートワークが一般化した今は、モバイルノートであっても自宅で使う時間が長くなっています。それを時々、オフィスに出社する際に持って行くというスタイルですね。

 仮にコロナが収束しても今のような状況が続くかは、企業によって二極化すると思います。コロナだから仕方ないと、いわば「後ろ向きのリモートワーク」をしていた企業は、コロナが収まったら、全員が出社する元のスタイルに戻そうとするでしょう。一方で、コロナ前からリモートワークを導入していた企業や、コロナ禍でリモートワークの利点に気づき、業務効率化に積極的に役立てる「攻めのリモートワーク」を始めた企業は、コロナ収束後も引き続き、リモートワークを推進するはずです。

 「攻めのリモートワーク」を行う企業では、ファイルの共有やアプリケーションでの共同作業をいっそう進めるなど、「仕事のやり方」が変わっていきます。そして、それに伴い、モバイルノートの「使われ方」や「必要とされるスペック」も変わっていくでしょう。例えばリモートワークでは、モバイルノートで行う作業もヘビーになる傾向があります。例えば、Excelで書類を作成する際、これまでなら同じオフィスにいるメンバー同士で、「これでどう?」などと実際に書類を見せあって作業を進めていました。それがリモートワークになると、複数の人が同じExcelの書類を開き、ZoomやMicrosoft TeamsでWeb会議をしながら作成・修正を進めるのが当たり前になっています。そうなると、同時に立ち上げるアプリケーションの数が増える。その分、モバイルノートにもそれ相応のCPUパワーやメモリが必要となります。

従来からのレッツノートの利点をスリムで持ち運びやすいボディで享受できる

そんな中、今回新たに登場した「レッツノートFV」が、これまでのレッツノートと一線を画すと感じたのはどのような点でしょう?

戸田 これまでのレッツノートと比較すると、やはり狭額縁になったのはかなり違いを感じますね。筐体も薄くスリムになりましたし。従来のレッツノートは、たしかに軽かったですが、厚みがあって、荷物として小さくはなかったんですよ。今回の「FV」は、単に薄くなっただけではなく、ディスプレイに合わせてサイズが最適化され、14型の大画面を搭載しつつコンパクトになりました。これにより、カバンへの収まりが格段に良くなりましたね。

 また、これはあまり指摘する人がいないのですが、「画面の解像度が上がった」のは大きいです。前モデルの「レッツノートLV」の画面は、14型フル HD(1920×1080ドット)だったのに対して、今回の「FV」は14型QHD(2160×1440ドット)となっています。画面サイズが小さければ、解像度が低くてもあまり気になりません。だけど14型の大画面だと、解像度が低いと表示が粗くなってしまう。「FV」の画面はやはりすごくきれいですよね。

「レッツノートFV」の14型ディスプレイはフルHDを超える解像度で細かな文字や線も自然に表示できる。
「レッツノートFV」の14型ディスプレイはフルHDを超える解像度で細かな文字や線も自然に表示できる。

 14型3:2比率で解像度の高いディスプレイを搭載しているのが「FV」のコアな特徴なのですが、それに合わせてタッチパッドが大きくなっているのも見逃せないところです。これについても、画面が小さくて解像度が低いならタッチパッドは小さくてもいいのですが、画面が広くて解像度が高いと、カーソルの移動距離が大きくなる分の面積が必要。このあたり、使い勝手が考え抜かれているなと思いますね。

 一方で、従来のレッツノートと変わっていない、というか、あえて変えていないところもあります。中でも一番重要なのはキーストロークの深さ。筐体が薄くなったにも関わらず、きちんと2mmをキープしています。非常に打ちやすく仕事が捗ります。

 インターフェースもVGAやHDMI、有線LANも含め、しっかり搭載していますよね。これらは「要らない」とう人もいるかもしれませんが、レッツノートは「要る」というユーザーをターゲットにしているわけだから、やはりあって然るべきだと思います。

 中でもUSB-type Cポートを2つ装備しているのはいいですね。「FV」は、USB Power Deliveryに対応していて、USB-type Cポートからの高速な充電が可能です。USB-type Cポートを1つ充電に使うとなると、もう1つないと、USB-type C対応の周辺機器を同時に使えなくなるんですよね。

「レッツノートFV」は左側面に2基のUSB-type Cポートを備える。また、レッツノートシリーズとして初めてキーボードにバックライトを搭載したモデルも用意した。
「レッツノートFV」は左側面に2基のUSB-type Cポートを備える。また、レッツノートシリーズとして初めてキーボードにバックライトを搭載したモデルも用意した。

 「レッツノートFV」の価値は、こうした深いキーストロークや交換可能なバッテリー、豊富なインターフェースによる拡張性の高さといったメリットを、スリムで持ち運びやすいボディでありながら享受できる点にあります。こうしたメリットを享受できる代わりに本体は分厚いです、というのでは意味がない。逆に、スリムで持ち運びやすいだけなら、他にもいろいろなモバイルノートがありますし。双方をきちんと両立しているのが素晴らしいと感じますね。

 それと、もう1つ触れておきたいのは、高性能なCPUを搭載したパワフルなマシンでありながら、ファンがあまりブンブン回らず、本体もあまり熱くならないことです。かなりこだわって放熱設計をしているのがわかる。本体が熱くなると、特に夏場、膝の上に乗せて使う時に不快なので、目立たないですが高く評価したいポイントです。

※記事は執筆時の情報に基づいており、現状と異なる場合があります

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