スマート工場研究所
工場のDXやスマート化には、大規模な設備投資や期間が必要と思われがちだが、デジタル技術の優れた点は、今ある設備とデジタル技術を組み合わせることで工場の能力を高められる点にある。スマート工場研究所は、実例を通じて成功の秘訣を解説した。
スマート工場研究所
代表取締役 社長
久下 直彦氏
スマート工場研究所では、最新のテクノロジーを活用して工場の生産活動における課題解決を支援している。今回は同社の支援事例を通じて、工場DXやスマート工場化における「3つの取り組みの重要性」と「令和の大改善」について講演した。
3つの取り組みとは、「1.ボトルネック工程や課題を上位から3つ定義すること」「2.工場のほぼ全ての部門代表が集まり、当該工程の改善ポイントと改善方法を検討すること」「3.当該工程や課題解消のために、全メンバーで取り組むべきことを見つけ出すこと」を指す。
同社の久下氏は「1.は経営効果に直結する課題を継続しやすい形で設定、2.はこれまでの改善活動と違って各部門がバラバラにではなく全部門の力を結集、3.は従来の技術や取り組みをデジタル技術で強化することがテーマ。当社では、工程改善を総合的なアプローチで行うための15項目からなるチェックリストが既に準備できており、このチェックリストに沿って各部門の実行計画に落とし込んでいくことで成果をあげることができました」と説明する。
続く「令和の大改善」は“経営主導”の目線が必須だと語る。
「紹介したお客さまはこうした取り組みを継続しています。活動の推進にはそれなりの投資が必要ですが、だからこそ経営が責任を持って取り組むべきテーマと投資を定め、現場に対してリーダーシップを発揮しながら経営効果を創出していくことが不可欠です。経営者の皆さんには、従来の改善活動を目的達成型に変革し、なおかつデジタル技術を融合した『令和の大改善』を目指してほしいと思います」(久下氏)
スマート工場研究所には製造業に深い知見を持つメンバーが在籍しており、「令和の大改善」をサポートする体制が整っているという。特に今回紹介された事例でも実施された「スマート工場構想策定サービス」は、製造業に対する同社の豊富な知見からそのお客さまだけのスマート工場を提案できるところを強みとする。
「ただコンサルティングを行い計画や構想を策定するだけでなく、実現可能な方法、それを提供できるベンダーを探索し、本当の意味でお客さまに伴走していきます。エンジニアリング会社、設備会社の皆様とも協業しながら、日本の製造業をもっと元気にしたいと考えています」(久下氏)
スマート工場研究所が提供するスマート工場構想策定サービス
現状分析を実施し、問題意識を確認し、そこに先端技術を加えて経営効果を創出する未来の工場を描いていく。貴社だけの工場を一緒に作り上げて最後まで伴走していけるのが特長だ
スマート工場研究所
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