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活用事例

「タフパッド 4K」で新時代のワークスタイルへ
2015年2月9日公開
現場業務を革新し、ものづくりの新境地を拓く!

「タフパッド 4K」で新時代のワークスタイルへ

「Bluebeam Revu」で朱書きを一覧に

 パナソニックが提案するのは、このタフパッド 4Kと図面レビューソフトを組み合わせて使うことにより、従来の紙図面では不可能だった、施工事務所や施工現場における大幅な生産性向上を実現しようというものだ。

 図面を確認するためのソフトは様々なものが市販されているが、現在アメリカの技術者や設計者の間で静かに流行しているのがブルービーム・ソフトウェア社が開発した「Bluebeam Revu」というWindows 7/8用のソフトだ。パナソニックグループはこのソフトの日本語化をブルービーム・ソフトウェア社に依頼、2014年10月に国内発売した。国内での販売窓口はパナソニック ソリューションテクノロジーとなる。タフパッド 4Kを建設業界で活用しやすくするための努力の一貫だ。

 Bluebeam Revuは図面を確認したり、施工監理を行う技術者向けの様々な機能が搭載されているPDFソフトだ。その筆頭は、図面上にフリーハンドで朱書きした内容を、別の一覧表にもまとめて表示する機能だ。図面と一覧表が相互にリンクされ、朱書きの一覧表には、雲マークや文字など朱書きの種別や日付とともに、コメント内容や作成者の名前も書き込むことができる。

 そして、朱書きによる指示を受けた現場技術者は、検討結果や進捗状況、そして完了確認のチェック用「レ」印を入力し、保存できる。小さな朱書きでも一覧表になっていると図面だけの場合と違って見落とす心配もない。

朱書き内容を一覧表にして表示できる「Bluebeam Revu」
朱書き内容を一覧表にして表示できる「Bluebeam Revu」
図面上に電子タッチペンで朱書きした内容が、リアルタイムに画面下部の一覧表に反映される。いつ、誰が記入したのかも把握できる。

現場技術者を支える自動化機能

 このほかの機能としては、2枚の図面を比較して違っている部分をソフトが自動で見つけてマークを表示するというものがある。この場合も違っている個所はマークと連動した一覧表が作成される。図面のどこが変わったのか把握したい時に重宝するだろう。

 従来、紙図面の場合だと、技術者自身の目で図面の相違点を一つひとつ、マーカーペンを持ってチェックしたり、図形を数えたりする必要があった。

 その点、タフパッド 4KとBluebeam Revuを使うことで、細かい図面の違いを自動的に見つけたり、特定の設備の個数を拾ってその部分にチェック印を付けたりしてくれる。技術者の仕事はその結果に見落としがないかを調べるだけでよくなり、図面チェックの時間は大幅に短縮される。

 さらに、図面をサーバーに入れて共有することで、ネットワークでつながった最大500人が、同時に1枚の図面を開いてチェック、コメントを追加することができ、リアルタイムに最新の設計内容を共有できる。もちろん、必要な図面はいつでもダウンロードして見られるので、持ち出しを忘れた図面を施工事務所まで取りに戻るという移動の無駄もなくなるのだ。

 このように、タフパッド 4KとBluebeam Revuの組み合わせで、紙の図面にはない、圧倒的な生産性向上の効果が生まれる。

面積や体積を図面から計算
面積や体積を図面から計算
ある部分の面積や体積を計算したり、特定の設備(図形)の数を調べたりできる。必要な資材の量が足りているかなどを確認するのに役立つ。

BIMのワークフローにも対応

 施工事務所では従来のCAD図面だけでなく、最近はBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフトで作成した3Dモデルも使われ始めている。

 Bluebeam Revuには、RevitやNavisworks、SketchUp Proなどから3次元PDFファイルを直接書き出すことができるプラグインソフトが同梱されている。この3次元PDFの上にも修正事項などを書き込むことができるのだ。

 一般にBIMソフトは高価だが、Bluebeam Revuがあれば、BIMソフトを持たない施主や技術者なども3Dモデルを様々な方向から見て、設計内容を理解できる。そして修正事項などを書き込むことで、BIMのワークフローに、誰でも参加できるようになるのだ。

 パナソニックの現場用タブレット「タフパッド 4K」と、図面レビューソフト「Bluebeam Revu」で、施工事務所の生産性向上にぜひトライしてみてほしい。

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