ようこそ、TMEIC村へ 「エネルギー」「環境」「独創技術」を 成長エンジンに繁栄する村!?

s

VOL2  24時間、365日安定した電力供給を支えるバックアップ電源技術

いざという時、工場やビルを丸ごと支える高圧瞬低補償装置

柳田 理科雄

UPSの他には、どんなバックアップ技術がありますか?

飯島

UPSで長年培った技術を基に開発されたMPC方式瞬低対策装置。200MVA以上の出荷実績を誇るMPCの高速切換タイプ

MPC(Multiple Power Compensator)方式の高圧瞬低補償装置があります。日本では、電力会社による送電線系統は高い供給信頼度がありますが、台風や落雷、氷雪などにより発生する瞬時電圧低下、停電を避けることは大変難しいことなのです。

例えば、送電線などに落雷があった場合、1秒未満の瞬時電圧低下(瞬低)や1秒以上の停電が発生することがあります。20%以上電圧が低下する瞬時電圧低下は年間約5回の頻度で発生。継続時間は20秒以下のものが20%以上、36秒以上のものが10%というデータもあります。

その瞬低・停電対策を高圧・大容量・高効率で実現したのがTMEICの高圧瞬低補償装置です。

柳田 理科雄

予期せぬトラブルは、割と頻繁に起こるものなのですね。電圧の低下や停電が起きてからどれくらいでバックアップが開始されるのですか?

飯島

1ミリ秒から5ミリ秒です。柳田さん、このすごさを皆さんにわかりやすいように解説してもらえませんか??(汗)
バックアップが始まる“1ミリ秒”ってどれくらい?

飯島

お、おー!!そう改めて聞くと、すごいですね(笑)

柳田 理科雄

人間の目は、1/100秒以下のあいだに起こった変化を感知することができませんから、私たちが気づかないうちに回復させているということですよね。

飯島

そうですね。それに、何かあった場合に活躍する装置ですから、TEMICでは万全の試験設備・測定・試験体制を整えて試験を行い、信頼性の高い装置で試験社会・産業インフラを支えていきます。

柳田 理科雄

使いやすい電力が隅々まで届く社会に生きている我々は、いつの間にか「電力はストップしなくて当たり前」「電圧や周波数も一定で当然」という目線になってしまいがちです。

しかし電力は、発電の際には、火力なら燃料の燃え方、風力なら風の強さで変動するのが当然で、送電のあいだにも、さまざまな障害が発生するものなんですね。安定的な電力供給を維持し、もしものときのことを考えて備えてくれている人たちや、装置のおかげで、初めて利用できるのですね。

それを忘れないようにしたいと強く思いました。

柳田 理科雄

TMEICは「もしも」の時に備えて、私たちの生活を支えてくれているのですね。
Vol3 工場・プラント/港湾設備/海洋資源探査船 工場・プラント・海・山で、ものづくりを根底から支えるモータ&ドライブ技術