日経ビジネスオンラインスペシャル

COLUMN2019.11.22

時計の専門家は時計をどう選ぶのか? プロが自腹で買った本気時計

細腕でも大径ウォッチを十分に楽しむコツ

『メンズクラブ』シニアエディター前田清輝 氏

前田清輝 氏
まえだせいき:時計専門誌の編集長を経て、現在はメンズファッション誌『メンズクラブ』ならびに『エスクァイアBBB日本版』の時計担当として活躍。

現在、機械式だけで10本程度の時計を使い回していますが、気がつけば使用頻度が高いのがロレックスのサブマリーナーでした。ダイバーズウォッチはキズも気にならないし、丈夫なので出張でも気をつかわないんです。で、次の1本が欲しいなと考えた時、サブマリーナーと同じ1953年に誕生したモダンダイバーズウォッチのルーツ、ブランパンのフィフティ ウァゾムスを使ってみたいなと。

サブマリーナーが黒ですから、せっかくなら別の色が欲しい。日頃の服装は青・白・グレーが多いので、時計も文字盤とベゼルがブルーのものを選びました。特にブルー文字盤が流行っているからというのは意識していません。基本的に時計は長く使うことを前提に選ぶので、流行にはあまり捕われないようにしています。文字盤中央に放射状にギヨシェ彫りが施されていたのも決め手の一つ。ギヨシェは好きなディテールなもので。

現在は小ぶりなサイズの時計が人気ですが、私が最近買った時計は45㎜近い大きなものが多い。実は、腕が細いのでこれまで大きな時計を避けてきました。でも、金属製のブレスレットから、レザーやナイロンのストラップに付け替える楽しみを覚えて、その考えが変わりました。見た目も装着感も、ストラップにすると大きいのが気にならなくなるんです。ストラップはオーダーメードすることも。そんな“遊び”も腕時計の楽しみ方の一つだと思います。

< ここ3年で購入した本気時計 >

  • ブランパン「フィフティ ウァゾムス」(写真)
  • ベル&ロス「BR03 GMT」
  • ウルバン・ヤーゲンセン「Ref.8」ほか

ブランパン「フィフティ ウァゾムス」

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