日経ビジネスオンラインスペシャル

LEADERS INTERVIEW2018.11.23

リーダーが語る「経営と相棒時計」

有限の時間をともに歩み、自分を鼓舞してくれる存在

アサヒグループホールディングス 代表取締役会長 泉谷 直木 氏

泉谷直木氏

「好きな言葉に、ガンジーの『明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ』という名言があります。時間は本来無限ですが、人の一生やビジネスという側面から見ると、有限ですよね。その有限と無限をつなぎ、ともに歩んでいける“ 相棒”、それが時計だと僕は考えているんです」

アサヒグループホールディングス会長、泉谷直木氏のこれまでの道のりに寄り添ってきたのは、50代半ばで常務に就任した際に購入したというロレックス「オイスターパーペチュアル デイトジャスト 36」だ。「ビジネスパーソンとしての人生はその先が限られている。一方で人生全体を考えれば、まだ先は長い。一人の人間として自分なりにどう輝いていくのかと今一度考えるタイミングで、この時計の購入を決めました」

ロレックスに惹かれた理由は、精密で頑丈であること。またローターが全回転する機構や高い防水性能など技術力と革新性を持ち、グレード感もある。
「36㎜というケースサイズもいい。僕は緩めに時計を着けるので大きいとすぐ手の甲に当たるのですが、その心配もありません。またシャンパンカラーの文字盤はダイヤ付き。タフなのに、こんな華やかな顔をしているというのも気に入っています。時計は自分をパワーアップし、モチベーションを高めてくれる存在ですね」

ロレックス「オイスターパーペチュアル デイトジャスト 36」
ロレックス「オイスターパーペチュアル デイトジャスト 36」。 堅牢かつ精密な機械の表面を、10個のダイヤがセッティングされたシャンパンカラーの文字盤が華やかに彩る。

時計同様、泉谷氏は堅実さと大胆さを併せ持つ経営手腕で、世間をあっと驚かせる。2016年から「ペローニ・ナストロ・アズーロ」や「ピルスナー・ウルケル」など、欧州の老舗プレミアムビールブランドを次々と買収。結果、事業利益のうち海外の割合が全体の4割に達し、グループ社員も外国人が過半数を超えた。

「プレミアムビール市場において強い競争力と基盤が備わった今、日本と同じ高品質な状態で商品をお客様まで届けようと、今年1月から欧州向けにイタリアの工場で『アサヒスーパードライ』の生産を始めました。飲んで感動するほどの本物感を持つプレミアムビールとして認知されるよう、チャレンジしていきたいと考えています」

世界のプレミアムビール市場で真のグローバル企業として新たなステージに挑む。その活躍を時に鼓舞し、時に支えてくれる確かな存在がいつも変わらぬ顔で見守る。

文=安藤夏樹、いなもあきこ 写真=写真=阿部 了、吉澤健太、古川義高

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