日経ビジネスオンラインスペシャル

LEADERS INTERVIEW2018.11.23

リーダーが語る「経営と相棒時計」

仕事の活力は家族の絆その象徴こそが腕時計

シスコシステムズ 代表執行役員社長 デイヴ・ウェスト 氏

デイヴ・ウェスト氏

今夏、シスコシステムズの社長に就任したばかりのデイヴ・ウェスト氏は言う。

「日本を訪れてから、以前にも増してこの時計をする機会が多くなりました。新しい環境の中で、自分を支えてほしいという思いがそうさせているのかもしれません」

ウェスト氏の視線の先には、左腕に巻かれたブライトリング「コルト オートマチック」がある。もともと時計にはそれほど関心を持っていなかったが、購入のきっかけとなったのは、家族の絆だった。

ブライトリングの「コルト オートマチック」
元海兵隊士官という経歴を持つウェスト氏が愛用するのは、ブライトリングの「コルト オートマチック」。息子とお揃いなので、フェイスを見るたび家族の絆を思い出すという。

「私には7人の子どもがいて、そのうち5人が男の子。長男が16歳になった時、何か一生残るものを贈りたいと妻と相談し、時計にしようと意見がまとまりました。数多くの時計店を巡りましたが、その中でこれだけは、戻ってもう一度見たくなるような存在感があった。シンプルな中に洗練された雰囲気があり、着けると心地よい重さを感じられる。何より、息子のことを思い浮かべながら、きっとこの時計が合うという直感が、一番の決め手になりました」

愛息はすでに3人が16歳を迎え、3本の時計をプレゼント。そして4年前、長男と同じブライトリングを自分用に購入した。

「息子が気に入り、いつも着けてくれているのを見て、私も欲しくなりました(笑)。私にとって、時計は家族の象徴。本来なら家族とずっと一緒にいたいけれど、大切な仕事もある。だからこそ一瞬たりとも無駄にしたくない。時計はそうしたことを思い起こさせてくれる存在です。息子たちにとっても、そうあってほしいですね」

愛する家族との時間を大切にするからこそ、仕事にも惜しみない情熱を注ぐことができる。ウェスト氏は様々な分野で加速するデジタル変革に対応し、世界規模で品質の高いネットワーク技術の提供を目指す。

「2020年の東京オリンピックは、日本が世界でリーダーシップをとっていく意味で、非常に重要なターニングポイントです。もちろん、デジタル革新も急速に進むでしょう。同様に、観光やサービスなどソフト面での質の向上も、オリンピック以降の日本を考える上で大切です。我々はそうした環境の変化への対応をお手伝いしたい。日本のデジタル変革に貢献できるよう、お客様、パートナー様とイノベーションを共創していくことが我々のゴールです」

文=安藤夏樹、いなもあきこ 写真=阿部 了、吉澤健太、古川義高  通訳=田島潤子

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