日経ビジネスオンラインスペシャル

LEADERS INTERVIEW2021.11.25

リーダーが語る「経営と相棒時計」

相手に安心感を与える国産時計が私のパートナー

キーパー技研 代表取締役社長 兼 COO 賀来 聡介 氏

賀来 聡介氏

創業36年、洗車、コーティング剤の開発・販売を手がけるキーパー技研は、コロナ禍においても最高益を更新し続ける。代表取締役社長 兼 COOの賀来聡介氏は、昨年2月に新発売した10万円台~25万円台の高価格帯コーティング、新車用の『EXキーパー』が、好調の要因の一つであると分析する。

「SNSの普及により、一昨年くらいから『キーパーのコーティング、すごくいいよ』『汚れにくくなった』という口コミがネット上で飛び交うように。自動車評論家や著名人の方々が実際にご自身の車にコーティングを施し、YouTubeで実力を広めてくださったことも大きかったと思います。さらに昨年2月、以前から高いニーズのあった高価格帯コーティングを投入。人気に拍車がかかりました」

セイコー アストロン
「セイコー アストロン」を色違いで3本所有。大切な商談時などには黒ダイヤルを、華やかな場面では白ダイヤルを着用。もう1本のプライベート用はカラフルなモデルだそう。

コロナ禍によって車離れから一転、車移動に注目が集まるようになったという特殊事情もある。だが、あくまでも直営店舗でユーザーニーズを吸い上げて自社の実験室で商品を開発し、効果を確認できたものだけを販売していくという企業姿勢があったからこそ成し得たこと。ビジネスに対する実直さは、賀来氏の腕時計に対する考え方ともクロスする。

「5年前に購入した、『セイコー アストロン』を愛用しています。若い頃は舶来時計をすることもありましたが、時計本来の目的、時を正確に示すという点に着目したところ、この時計に行き着きました。実際に使ってみると期待通り精度は高く、飾り気のないデザインで飽きることがありません。その魅力にハマり、色違いで3本も持っているんですよ」

最初の1本は白ダイヤルだったが、少し華やかな印象だったため、主に自社がスポンサーとなっているカーレースの観戦時などで着用。大切な商談などの接客用には、力強く誠実な印象を与える黒ダイヤルを手に入れた。さらにもう1本、少し遊びを感じさせるカラフルなものをプライベートで楽しんでいる。 「私は日本車にしか乗らないし、スーツもすべて日本製。営業活動をする上では、お客様にどう見えるかということが非常に重要です。国産のものには、相手に安心感を与える効果があると思います」  

文=いなもあきこ 写真=田川友彦

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