日経ビジネスオンラインスペシャル

LEADERS INTERVIEW2021.11.25

リーダーが語る「経営と相棒時計」

初の社長就任を記念し、夫婦で手にした腕時計

FOOD & LIFE COMPANIES 代表取締役社長 CEO 水留 浩一 氏

水留 浩一氏

「スシロー」「京樽」などの飲食ブランドを擁するFOOD & LIFE COMPANIES。日本の回転すし市場において10年連続で売上高首位を記録するなど、依然として好調が続く。2015年から代表取締役社長 CEOを務める、水留浩一氏は言う。

「現在、スシローは国内で600店舗以上を展開中ですが、郊外のロードサイド店をさらに増やし都市型店舗やテイクアウト専門店の開店にも注力。お客様の利用シーンを一層広げたいと考えています」

左は初めての社長就任を記念して購入した、ヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・クロノグラフ」。右は形見として譲り受けたという、父が愛用していたロレックス。
左は初めての社長就任を記念して購入した、ヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・クロノグラフ」。右は形見として譲り受けたという、父が愛用していたロレックス。

一方、海外への出店も加速させ、現在、59店舗まで増加。海外展開の基本的なポリシーは、ローカライズしないことだ。

「日本食は世界中に広がってきましたが、本物の味という点ではまだまだ。それゆえ、当社の海外店舗はフランチャイズではなく、すべて直営です。現地にオペレーションを任せず、社員を派遣して日本同様のクオリティでサービスを提供しています。『スシロー』を世界中どこの都市に行っても目にするような外食ブランドに育て、日本発のグローバルカンパニーになることが我々の大きな目標です」

その水留氏が15年以上愛用する腕時計が、ヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・クロノグラフ」だ。

「05年、ドイツのコンサルティング会社、ローランド・ベルガーの日本法人で、僕が初めて社長というポジションに就いた時、『何か記念になるものを』と夫婦で同じブランドの時計を購入しました。家内は『マルタ』シリーズのモデルを、僕はこのクロノグラフを選んだんです」

クロノグラフでありながらシンプルで美しく、存在感があるのが魅力だ。

「僕はTPOに合わせて時計を着け替えるタイプじゃないので、ビジネスで使用するのは基本的にこれだけ。今では着けていないと落ち着かないほどです」 だが実はもう1本、水留氏には大切な腕時計がある。古いロレックスだ。

「ヨーロッパの友人などと話していると、彼らは『時計は子供に受け継いでいくもの』という意識が強いんですよ。このロレックスは父が亡くなってから形見として譲り受けたものですが、僕もいつか息子に、このヴァシュロン・コンスタンタンを引き継ぎたいなと思っています」

文=いなもあきこ 写真=吉澤健太

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