ロジクール
法人事業本部 マーケティング部
マーケティングマネージャ
黒澤 めぐみ 氏
柔軟な働き方は、今や必須となっている。黒澤氏は、「AIによって生じた大きな環境の変化、気候変動対策の必要性や、従業員との信頼関係の維持が不可欠になった情勢が、ビジネスに影響する大きな潮目となってきています」と現在の状況を説明する。
ロジクール
法人事業本部 マーケティング部
マーケティングマネージャ
黒澤 めぐみ 氏
「仕事はするものであって、職場に行くことではありません」と述べる黒澤氏。オフィスだけでなく、自宅やカフェ、オフィス内のフォーカスルームや会議室などのあらゆる場所が「職場」になりう得ることを示し、ワークプレイスは無数にあるという認識を持つことが重要と説く。
1日の中で、仕事とプライベートな時間のボーダーラインが薄まってきている現状もある。生涯で仕事に費やす時間は9万時間ともいわれる。そうした中で従業員が達成感や、やりがいを感じる働き方ができる環境を提供し、ビジネスにポジティブな影響が出るようにしなければならない。
しかし、実態はどうか。「40%以上のナレッジワーカーが週3~4日のリモートワークを、28%がフルリモート勤務を希望しているのに対し、それを許容する企業はわずか14%にとどまっています」(黒澤氏)。※¹また、出社した方が適切に評価される「近接性バイアス」の懸念という課題もある。コミュニケーションに用いるカメラやマイクなどの設備投資が「不足している」と回答した企業も、57%と半数を超える。※²
※¹出所:EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社「EY 2024 Work Reimagined Survey」より (2025年3月)
※²出所:2025年6月 ロジクール調べ (調査協力:クロス・マーケティング)
リモートワークではなく出社が必要とされているのは、メンバー間のコミュニケーションや一体感といったエンゲージメントが生まれやすいことが理由とされるが、黒澤氏は「出社しなくても従業員のエンゲージメントを得ることはできます」と力強く述べる。
「どのように」働くかから、「なぜ」そのように働くべきか。ドラスティックな変化が起きている今、人材優位性を担保するには、多様で分散した従業員を引きつけられるような一体感と、前向きな思考を促進する文化を醸成していく必要がある。いつ、どこで、どのように働くか。これらの価値観に変化が起きており、かつ変化のスピードはどんどん速くなってきているのだ。
変化に対応していくためには、様々なツールやワークスペースを準備しなければならない。一方そこには、業務の要件の調整、従業員のニーズへの対応、ワークフローの最適化、ワークスペースの割り当て、ハイブリッドワークの効率的な管理、持続可能な職場環境などを実現できるかといった、悩ましい課題がある。
















