2021.11.25
- なぜその時計を選ぶのか
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宇宙のロマンを
詰め込んだ時計
A. LANGE & SÖHNE A.ランゲ&ゾーネ
サクソニア・ムーンフェイズ
ムーンフェイズ機構が目に留まる端正なデザイン。12時位置には創業者が製作したドレスデンのゼンパー歌劇場の五分時計にちなんだアウトサイズデイトを搭載。10時位置のプッシュボタンを使って修正する仕組みだ。
自動巻き、18KWGケース、径40㎜、379万5000円
古代の人々は正確に満ち欠けする月を観測し、満ち欠けの周期が12回繰り返すことで同じ季節が巡ってくることを基にして暦を作った。いうなれば月は大きなカレンダーということだ。ムーンフェイズは、そんなロマンティックな宇宙の物語を表現する機構。現代人にはさほど実用性はないかもしれないが、今日は満月か……、と夜空を見上げるちょっとした時間は、多忙なビジネスパーソンには必要な息抜きになるだろう。ドイツの名門A.ランゲ&ゾーネは、この月の満ち欠けの精度にも徹底的にこだわり、1日分の誤差が生じるのはなんと122.6年後。しかもムーンディスクの上には852個の星をレーザー加工しており、ロマンティックな世界を更に強めている。時計は時刻を表示するだけのものではない。宇宙をゆっくりと流れている大きな時の営みを感じる。そんな贅沢を味わいたい。


















