日経ビジネスオンラインスペシャル

LEADERS INTERVIEW2019.11.22

リーダーが語る「経営と相棒時計」

厳格なタイムマネジメントを体現するような1本

ワークデイ 社長執行役員鍛治屋清二 氏

鍛治屋清二 氏

クラウド型人事管理大手の米ワークデイ、日本法人社長の鍛治屋清二氏は言う。「 これまで日本で人事といえば、社員の勤怠や給与を管理する業務を指すのが一般的でした。しかし欧米では、本来の人事の仕事というのは、優秀な人財をグローバルな視点で採用し、育て、最適な場所に配置することだと捉えるのが主流になっています。こうした人財戦略は、事業を成長させる上で今や欠かせないもの。そうした機能までをも併せ持つクラウド型ソリューション、それが我々の提供するサービスです」

社員一人ひとりの責任や権限からスキル、キャリアなどの情報を一元管理でき、さらに本人の希望と客観的評価などを掛け合わせて、その人が就ける可能性のあるポジションと必要なスキルもシステムが提案してくれる。「従業員のモチベーションも、維持しやすくなるという利点があります」。

オメガ「スピードマスター プロフェッショナル」
オメガ「スピードマスター プロフェッショナル」。無駄な時間を過ごしたくないという、鍛治屋氏の思想を表す1本。様々な愛用腕時計の中でも、ビジネスシーンで着用することが多い。

現職に就く前も、仏ソフトウェア会社の日本社長をはじめ国内外企業のトップを歴任してきた鍛治屋氏だが、近年、仕事を選ぶ際の価値観が変化してきたという。「 50歳を過ぎた頃から、残りの限られたビジネスパーソン人生を逆算し、この先、何をやろうかと考えるようになりました。ワークデイを選んだのも、それが理由の一つです。また以前より意識的に自分の時間を作るようにしていますが、家族や友人と出かける時もどこへ行って何を食べ、どんな話をするかというところまで想定する。無駄な時間を過ごしたくないんです」

そのタイムマネジメントに対する考え方を、彼の腕にあるオメガ「スピードマスター プロフェッショナル」が、雄弁に語っている。50年前、人類初の月面着陸成功を見届け、1秒を重要視するような過酷なミッションで数多く使われてきた時計だ。「 見た目と、裏からムーブメントが見えるこのモデルの機構に一目惚れし、12、13年前に購入しました。オメガの持っている堅実なイメージが当社のイメージに合うし、誠実な印象をアピールするのにもふさわしい。でも実は、時計のことをよく知っている人には、こだわりが伝わるという1本。経営者は社外だけでなく、社内に向けても自分を表現していかなければいけません。そんな時、腕時計が私に代わって、人となりを物語ってくれる気がします」

文=安藤夏樹、いなもあきこ 写真=吉澤健太、田川友彦、阿部 了

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