dSPACE Japan User Conference 2024特別インタビュー
dSPACE Japan User Conference 2024特別インタビュー
—今回、SATDynでdSPACEのHILS(Hardware in the Loop Simulation)を使うことになった経緯を教えてください。
水野ロボットアームを搭載した衛星でデブリに近づいて、捕獲をするという作業を地上でテストするためには、宇宙機とデブリの相対運動をリアルタイムで模擬しなればなりません。これまで、パソコンなどで装置をリアルタイムに動かすトライアルをしてきましたが、dSPACE のHILSを使うことで非常に効率よく実現できました。
—パソコンなどでうまくいかなかった理由は何ですか。
水野今回のSATDynでは、デブリと、デブリを捕獲する衛星の運動方程式を実装した「MATLAB/Simulink」のモデルを活用して装置を作動させています。衛星のスラスター(推進装置)をどう噴けば近づいていけるか、実際の衛星では、衛星搭載計算機に実装したソフトウエアでアクチュエーター(スラスターやロボット)を駆動します。宇宙機の制御とシミュレーションはMATLABで開発されており、これまではSATDynに接続するために別途コーディングが必要でした。そのため、コーディング中にその場でパラメータを調整するのは手間と時間がかかっていました。しかし、dSPACEのソリューションを導入したことでMATLABをほぼそのまま使用できるようになり、その場でパラメータを調整することができるようになったのは非常に有効でした。
—HILSだけでなく、dSPACEのツールチェーンも魅力だったわけですね。
水野衛星やデブリの動作をリアルタイムで計算するにはmsオーダーでの計算が必要になり、演算能力の高いCPUが必要なのですが、dSPACEのHILSはその点でも問題ありませんでした。dSPACEのソリューションを宇宙用の機器向けに使ったのは初めてだったのですが、私の前職が自動車業界だったこともあり、自動車業界で当たり前に使われる技術を宇宙業界でも活用することで、開発工数の低減や開発期間の短縮が可能になりました。
—2024年9月25日(水)~26日(木)にdSPACE Japan User Conference(JUC)が開催されます。企業の枠を超えた情報共有の場として、例年延べ1000人以上のエンジニアが集うこのイベントの中で講演をされますが、ここまで伺ってきたような、SATDynでのHILS活用についてお話しされるわけですね。
池田今回の聴講者は自動車・建機関連の方が多いと聞いていますので、デブリを捕獲するための課題や、地上で実施する試験・評価の内容、それを実行するSATDyn、HILSの構築について解説する予定です。
SDV時代におけるTier1のチャレンジ、AD/ADASの視点から
日立Astemo株式会社
電動ビジネス事業部 Mobility Solutionビジネスユニット 商品企画本部
本部長/ジェネラルマネージャ
谷道 太雪
商用車ADAS開発へのシステムHILS適用の取り組みと展望
いすゞ自動車株式会社
車両審査実験第一部
先進安全システム実験課
嶋崎 翔
ADAS/AD機能の検証手法とソリューション
dSPACE Japan株式会社
技術営業部 East Sales Engineerグループ
セールスエンジニア
安原 修司
自動化・電動化対応ブレーキ開発におけるHILS活用
株式会社アドヴィックス
車両適合技術部 第6室
グループリーダー
田中 学
(仮)dSPACEのE-Mobilityソリューションのご紹介
dSPACE Japan株式会社
技術営業部 West Sales Engineerグループ
セールスエンジニア
寺井 輝晃
AIを用いたdSPACEシミュレーションログ分析の自動化
BTC Japan株式会社
営業技術部
Sale Engineer
張 揚
(仮)
トヨタ自動車株式会社
車両デジタル開発部 XILS開発推進室 MBD制御1Gr
主査
熊谷 直記
SDV時代におけるCI/CDソリューションの紹介
dSPACE Japan株式会社
CX技術部 Business Prototypingグループ
シニアフィールドアプリケーションエンジニア
金子 泰山
(仮称)カスタマーサクセスとは
サクセスラボ株式会社
代表取締役
弘子 ラザヴィ
ADAS含む車両性能評価に向けたVILS環境構築における実交通流シナリオ生成
トヨタ自動車株式会社
車両技術開発部 第1動的性能開発室 MBD・XILS Gr
主任職
宮田 大毅
(仮)dSPACEのデータドリブン開発
dSPACE Japan株式会社
CX技術部 Business Prototypingグループ
グループリーダー
鈴木 祐次
フリーピストンリニア発電機の研究におけるASMの活用
国立大学法人信州大学
学術研究院工学系(工学部 電子情報システム工学科)
准教授
佐藤 光秀
(仮)dSPACE ASMのご紹介
dSPACE Japan株式会社
技術営業部 West Sales Engineerグループ
セールスエンジニア
石淵 雅顕
燃料電池システム開発におけるMILS/HILS/ベンチ自動テストプラットホーム
株式会社本田技術研究所
先進パワーユニット・エネルギー研究所 水素パワーユニット開発室 第1ブロック
スタッフエンジニア
小島 修一郎
(仮)dSPACEのHIL、SIL連携による開発効率化
dSPACE Japan株式会社
CX技術部 Business Prototypingグループ
シニアフィールドアプリケーションエンジニア、チームリーダー
城 良友
JAXAにおける軌道上サービス実証プラットフォームの研究開発
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
研究開発部⾨ 第3研究ユニット
研究開発部門 第1研究ユニット(本務)/研究開発部門 商業デブリ除去実証フェーズIIプリプロジェクトチーム(併任)
研究員/研究開発員
⽔野 光
池田 勇輝
(仮)dSPACE 航空機電動化の紹介
dSPACE Japan株式会社
技術営業部 Business Developmentグループ
シニアテクニカルエキスパート/シニアプロダクトコーディネーター
都築 勝也
花岡 弘樹