dSPACE Japan User Conference 2021 Digital開催
dSPACE Japan User Conference 2021 Digital開催
—dSPACEとはかなり以前からお付き合いいただいています。
曽我私自身のdSPACEとの関係は1990年代に遡ります。当時からいろいろとお話はさせていただいていましたが、その頃は開発の規模も小さく、また開発に必要なツールもなるべく自分たちで開発しようという雰囲気があり、お付き合いも小規模だったと思います。しかし2000年頃から運転支援システムや予防安全技術の高度化が始まり、仮想環境を構築する上でdSPACEのソリューションも活用させていただいております。認識系の開発では、雨や霧など、悪天候での評価も重要ですが、テストコースで都合よく雨や霧が発生するとは限りません。どうしても仮想環境での評価が必要になります。
また、運転支援システムや予防安全の技術を開発する上で何よりも大事なことは、「どこまでリスクを低減すれば安全と言えるのか」ということです。一例を挙げれば「事故を100%防止する」というような言葉だけでは、技術的な基準にはなりません。保安基準の「高速道路等における低速自動運行装置を備える自動車の技術基準 」には「作動中の自動車線維持システムは、合理的に予見可能かつ防ぐことができるいかなる衝突も引き起こしてはならない」とあります。つまりあらゆる事故を防ぐのではなく「合理的に予見可能かつ防ぐことができる」事故を防ぐことが自動運転システムには求められます。
しかしそうなると今度は「合理的に予見可能かつ防ぐことができる事故」とはどういう事故なのか、どんな条件を満足すれば安全と言えるのか、つまり「安全の論理をどう構築するか」が問われます。こうした安全の論理を構築する上でもdSPACEは頼れるパートナーです。
加えて当社はモビリティーカンパニーを目指すと宣言していますが、その実現は当社だけではできません。私たちは「仲間づくり」と言っていますが、dSPACEのような頼れるパートナー、仲間をこれからもどんどん増やしていきたいと思います。
インタビュアー
dSPACE Japan
営業部 部長 徐理源氏
—最後に、JUCでのご講演内容についても少し触れていただけますか。
曽我前段では先ほどのTeammate Advanced Driveの開発において私たちが取り組んできたこと、考えてきたことについてご説明したいと考えています。その上で、トヨタのミッションである「人中心」「幸せの量産」を目指し、モビリティーカンパニーとして社会的な課題の解決も踏まえ、私たちが仲間たちと一緒にどのような取り組みをしているのか、その一端をご紹介したいと思っています。
インタビュアー
dSPACE Japan
営業部 部長 徐理源氏
2021年のJUCは、初のオンライン開催となる。2日目の基調講演では、米マイクロソフトが、自動車業界におけるグローバル戦略とModern Automotive Engineeringの考え方について紹介する。
事例紹介では、1日目の9月15日は主に自動運転/ADASをテーマにした講演、2日目の9月16日はE-Mobilityや5Gなど最新技術の講演が実施される。講演だけではなく、dSPACEやパートナー企業によるバーチャルな製品・ソリューション展示に加え、講演会のスピーカーやdSPACEの製品担当者とのコミュニケーションが図れるバーチャルラウンジも用意。自動運転やE-Mobilityといったトピックの最前線を把握できるイベントにぜひアクセスされたい。
「新しい時代における技術開発」
トヨタ自動車株式会社
先進技術開発カンパニー
チーフプロフェッショナルエンジニア
曽我 雅之 氏
「SCALEXIO AutoBoxによる
ADASアプリのラピッドプロトタイピング」
株式会社J-QuAD DYNAMICS
先進安全技術2部 第3技術室 技術1課
課長
衣川 尚臣 氏
「新世代シミュレーション環境
“SIMPHERA”」
dSPACE Japan株式会社
ソリューション技術部
部長
宇野 重雄 氏
「自動運転/ADAS ECUの
シミュレーション環境」
トヨタテクニカルディベロップメント株式会社
シミュレーション事業部AD/ADAS評価開発室
室長
岡田 守史 氏
「ADAS/ADシステムのホモロゲーションへの
過程における5つの課題」
BTC Japan株式会社
営業技術部
マネージャ
安藤 太一 氏
「自動運転制御開発における
モデルベースデザインの
適応事例について(仮)」
株式会社アイシン
走行安全カンパニー走行安全第1制御技術部制御開発室
室長
荻野 淳人 氏
「未定」
KPIT Technologies 合同会社
「ZF社ProAI向け
シミュレーション環境の紹介」
dSPACE Japan株式会社
ソリューション技術部
Business Prototypingグループ
Business Developmentチーム
シニアテクニカルエキスパート
都築 勝也 氏
「Empowering the Automotive Industry
~Scaling the Dev / Test Data Loop~(日本語)」
Microsoft Corporation
PRINCIPAL PM MANAGER
Mr. Kurt Niebuhr
「システムテストの自動実行と
テスト資産のグローバル活用」
日立Astemo株式会社
パワートレイン&セーフティシステム事業部
ICE/xEVビジネスユニットシステム設計本部
シニアチーフエンジニア
古屋 純一 氏
シニアマネージャー
小林 雅樹 氏
「xEV向け
RCP&HILソリューション」
dSPACE Japan株式会社
ソリューション技術部
East Sales Engineerグループ
チームリーダー
西村 千春 氏
「AD/ADAS開発における
実センサーを用いたシミュレーション環境」
株式会社本田技術研究所
先進技術研究所 AD/ADAS研究開発室 第1ブロック
チーフエンジニア
須合 泰彦 氏
「いすゞパワートレイン制御システム開発を支える
HIL開発ストラテジー」
いすゞ自動車株式会社
PT電子制御開発部 MBC推進グループ
堂上 大志 氏
「5Gで発展するコネクテッドカーと
その車載通信器の計測について」
アンリツ株式会社
通信計測カンパニー IoTテストソリューション事業部
第一ソリューションマーケティング部
課長補佐
久保田 文孝 氏
パートナー出展社(五十音順、2021年7月30日現在)
Astos Solutions、アンリツ株式会社、イネーブラー株式会社、KPIT Technologies 合同会社、株式会社テクノプロ テクノプロ・デザイン社、東芝デジタルソリューションズ株式会社、日本マイクロソフト株式会社、株式会社バーチャルメカニクス、BTC Japan株式会社、ヘラージャパン株式会社、株式会社マクニカ