講演

Curiositas (Liberty Data)

図面データは価値の高い企業資産膨大な図面データを業務に生かすDX
機械可読化や先端技術の実用化が鍵

図面データを活用するDXは現状あまり進んでいないが、製造業の成長に大きく寄与し得る。このDXを阻む課題は主に3つ。そこでプロセス全体をカバーするプラットフォームが、課題解決に貢献する。開発期間の大幅短縮、生産性向上のヒントを探る。

開発期間短縮、調達コスト低減に効果
図面データの活用を阻む3つの課題

Curiositas (Liberty Data)
マーケテイング部
森本 真帆 氏

「過去に作成または入手した図面は、極めて価値の高い企業資産です。しかしその利活用がほとんど進んでいません」と、森本氏は語る。

過去のCADデータを再利用すれば、開発期間を大幅に短縮できる。設計基準や規格、不具合履歴など、図面にひも付く情報を活用すれば、検索や調査を省略でき、生産性が高まる。調達業務でも、過去の部品図面や発注データを全社が横断的に活用することで、業者の選定や価格交渉を有利に進められる。図面データを活用するDXは、製造業の業績に大きく貢献する。

しかし、それを阻む主な課題が3つある。1つ目は「過去図面(紙、画像、CAD)を自動変換できず、人手による入力では手間とコストがかかり過ぎる」、2つ目は「データが多数のシステムや共有フォルダに散在し、連携できない」、3つ目は「検索や類似画像の判定が困難で実用化できない」だ。

プロセス全体をカバーするデジタル基盤
3つの課題をAIによる自動化で解決

成功への鍵は、プロセス全体の構築にある。個別機能や先進技術に特化した複数のツールを使って実現しようとすると、工程やデータの連携につまずき、頓挫するケースが多い。しかし、「プロセス全体をカバーするプラットフォームを選択すれば、高度な知識が無くても実現できます」と森本氏は言う。

1つ目の「図面情報を登録する手間とコスト」の課題は、AI画像解析やデータカテゴライズ機能で解決できる。テキストや数字だけでなく、形状や位置関係も認識し、データ登録を高精度かつ高速に推進できる。

2つ目の「他システムや共有フォルダとの連携」の課題は、異なるデータベースを連携しやすい形に自動変換する機能で解決する。共有フォルダ内の煩雑かつ属人的に管理されたデータは、自動タグ付けのロジックを構築し、整理せずにそのまま連携可能にする。

3つ目の「検索」の課題は、多様な検索機能と類似画像判定機能で解決する。図番が不明でも、参考図面のアップロードやキーワード入力を行えば、AIが全図面データから関連性が高いものを抽出し提案してくれる。

Liberty Dataはこうした多数の機能を適切に組み合わせたプラットフォーム「図面データ活用プラットフォーム」を提供し、図面データを活用するDXを支援している。講演では同プラットフォームを活用した業務フローの手順や操作方法を披露した。図面情報の解析、登録、管理を自動化し、迅速かつ低コストでデータベース化。高度な検索機能で組織横断的な活用を促進する。

データ活用の全体像を視野に、多数の機能が統合されたプラットフォームを選択すれば、図面データを活用するDXを成功へと導ける

Liberty Data:サービスサイト

URL:https://www.liberty-nation.com/dspdrawing/

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