講演

スタディスト

壁を乗り越えるための「生きた手順書」「多能工化」を後押しする
マニュアル作成・共有システム

激動の時期を迎えている製造業では、QCD改善による生産性向上がより重要になっている。QCD改善に必要な「多能工化」やその実現に立ちはだかる「3つの壁」について解説するとともに、手順書作成を支援する「Teachme Biz」の効果を紹介する。

DXのための多能工化には
越えるべき3つの壁がある

スタディスト
Teachme Biz事業本部
営業部長
島田 隆太朗 氏

「人材不足」という社会的背景から、製造業には「DX推進」(=デジタルを有効活用し企業体質を変化させQCD改善を進めること)が求められている。これに対して島田氏は、QCDの「D(Delivery:納期)」の改善指標である「機械稼働率の向上」に着目。その実現ポイントとして、機械を誰でもセッティングできるようにする「段取りの標準化」と、誰でも素早く復旧できるようにする「復旧作業の標準化」を挙げる。

また島田氏は、これらの作業を標準化し多能工化を実現するには「3つの壁があります」とも指摘。その壁越えのキーワードとして「SOP(標準作業手順書)」を挙げた。

1つ目の壁は、分かりやすく再現性の高い手順書を「いかに簡単に整備するか?」という「作成の壁」である。そもそも、従来の手順書には「必要な時に見つからない」「文字ベースで理解できない」「最新版になっていない」という課題があったが、スタディストのマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」はPCやスマホなどで手軽に作成可能。画像や動画も簡単に組み合わせられるほか、テキストの自動翻訳機能なども備えている。

QRコードの出力に対応
データ分析による改善も

2つ目は、作成した手順書を「いかに組織内に浸透させるか?」という「浸透の壁」である。「手順書が有効活用されるタイミングには、業務のミスやロスが起こる3Hのシーン(はじめて、へんこう、ひさしぶり)があります」(島田氏)。例えば久しぶりに機械を使うような場合、Teachme BizにはQRコード出力機能があり、それを現場に貼っておけば「困りごとがあってもその場ですぐに手順書の確認が可能で、探す手間なども削減できます」と島田氏は説明する。

3つ目は、業務プロセスやルールの変更を「いかに迅速に反映し続けるか?」という「改善の壁」である。Teachme Bizは作成した手順書をクラウドで保管・共有するため、更新・改廃があっても常に最新版の閲覧ができる。さらに、利用データを分析することで改善などにもつなげられる。

今回の講演では2社の導入事例を紹介。イーグルブルグマンジャパンは、Teachme Bizによるマニュアルの有効活用で品質向上を推進し、クレームの50%減を実現した。アイテックは、Teachme Bizを効率的な技能伝承に役立て、新人の即戦力化や外国人実習生に対応。コミュニケーションツールとしても活用している。

最後に島田氏は、DX推進には「多能工化が必須」と改めて強調。そのためには、現場で活用される「生きた手順書が不可欠です」と説いた。

多能工化の実現には踏むべきステップがあり、それぞれで立ちはだかる「3つの壁」がある。その壁を乗り越えるためのキーワードは「SOP(標準作業手順書)」である

スタディスト

URL:https://studist.jp/contact

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