講演

日本ヒューレット・パッカード

あらゆる場所で実現する製造業DXクラウドによる多様なメリットを
オンプレミス環境で再現可能に

製造業DXの推進において重要な鍵を握るのはデータ活用である。しかしデータを外部のクラウドに出すことに懸念を抱くユーザーも多い。クラウドの利点、使い勝手のよさをオンプレミス環境にもたらす「HPE GreenLake for Private Cloud Enterprise」が、こうした悩みを解消する。

クラウドの利便性を享受したいが……。
ジレンマを解消する「Newオンプレミス」

日本ヒューレット・パッカード
ハイブリッドソリューションズ事業統括本部
GreenLakeビジネス開発本部
GreenLakeカテゴリーマネージャー
山﨑 浩之 氏

今日、製造業の現場においてもAIの活用が急速に進んでいる。その原動力となるのが生産活動などの業務を通して収集、蓄積されるデータに他ならない。「もっとも、AIで処理すべきデータは膨大であり、その中には機密情報も含まれることから、クラウド型のAIサービスの利用をためらうケースも少なくありません」と日本ヒューレット・パッカード(HPE)の山﨑氏は指摘する。

一方、セルフサービスによるITリソースの調達など、クラウドの仕組みがもたらすスピード感を享受したいというニーズは当然のことながら大きい。

そうしたジレンマを解消するソリューションとして、今注目を集めているのが「Newオンプレミス」と呼ばれるインフラである。HPEの提供する「HPE GreenLake for Private Cloud Enterprise」(GLPCE)は、ユーザーがセルフサービスポータルを通して、簡単に必要なリソースを払い出すといったパブリッククラウドの利便性を、そのままユーザーのオンプレミス環境で実現することができる。

「GLPCEでは障害監視はもちろん、バージョンアップや脆弱性対応などもリモートからHPEが実施します。お客様が日々の運用から解放される他、指定した場所にハードウエアを含むシステム一式を設置してお使いいただくため、AIなどの活用において重要データを外部に持ち出す必要もありません」(山﨑氏)

利用者に合わせた機能も充実
オンプレミスでのAI活用も視野

インフラのタイプについても仮想環境やベアメタル、Kubernetesベースのコンテナなど任意の環境をニーズに合わせてプロビジョニング可能。ただしセルフサービスで仮想マシンを利用するケースでは、ユーザーが毎回複雑なパラメータを入力しなければならないといった点が問題になることも考えられる。これに対しGLPCEでは、管理者があらかじめ複雑なパラメータを設定しておき、ユーザーがボタン1つで簡単にデプロイできる「カタログモード」といった便利な機能も用意されている。GUIだけでなくCLIも利用でき、様々な自動化やIaCのツールとも連携可能で、セルフサービスポータルから簡単に自動化やワークフローの設定を行うことができる。

さらに今後に向けたサービスの拡張予定として、GLPCEでは仮想環境として現在サポートしているVMwareに加え、KVMを選択できるようにすべく準備を進めているとのことだ。「2025年前半をめどにリリース予定ですが、実現すればコスト面でもより大きなメリットを享受いただける予定です」(山﨑氏)。

また2024年6月にラスベガスで行われたHPEの年次イベント「HPE Discover」では、NVIDIAのGPUを搭載したハードウエアにNVIDIA AI EnterpriseなどAI活用に必要なソリューションをパッケージ化した「HPE Private Cloud AI」も発表された。オンプレミス環境でのAI活用に最適化されたソリューションとして、こちらも大いに注目に値するだろう。

パブリッククラウドのメリットをオンプレミス環境において実現する。セルフサービスポータルで必要なリソースを簡単に払い出せ、日々のインフラ運用から解放される

日本ヒューレット・パッカード

URL:https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html

Navigation

記事一覧