「デジタル立国ジャパン」
課題解決型クラウド
社会課題の克服に必要な技術と
チャレンジをサポートしていく
DXを成功に導くためのポイント
執行役員専務 兼 最高デジタル・トランスフォーメーション責任者
フランク・ビニョン 氏
FPTジャパンホールディングスは、世界27カ国に事業を展開するベトナム最大のIT企業FPTソフトウェアの日本法人だ。
「これまではオフショア開発を中心に急成長してきましたが、近年では日本国内における開発拠点ニアショアセンターを拡充。オフショアと組み合わせた『ベストショアモデル』による開発力の強化と上流工程におけるコンサルティングサービスを強化し、顧客企業のビジネスをエンド・ツー・エンドで支援する企業へとトランスフォームしています」と同社のフランク・ビニョン氏は説明する。
「DX白書2023」が副題に「進み始めた『デジタル』、進まない『トランスフォーメーション』」と掲げていることが象徴しているように、日本企業の多くでデジタル化は進んでいるものの期待したような効果を得られていないのが現実だ。
「短期的な成果やメリット、テクノロジーばかりに意識が集中し、企業の大局的な視点を欠いてはお客様が必要とするものを提供することは不可能ですし、長期的に持続可能な変革を実現することはできません。DXを成功に導くためには、日本社会に暮らす人、そして自社の製品・サービスを利用する人たちが抱える課題を解決するという、ビジネスとして当たり前のことに取り組むことが何よりも重要です」とビニョン氏は指摘する。
同社は、こうした考え方のもとで、顧客企業のDXを成功に導くためのサービスをメニュー化して提供。具体的には、アイデアの創出法から始まり、課題の特定、DXによって生まれる価値を素早く実証した上で、全社規模へスケールさせるためのサポートを行っている。今回の講演では、日本のCIO(最高情報責任者)の多くが最優先投資分野に挙げるクラウドテクノロジーに関するサービスを紹介した。
デジタル立国への挑戦を支えたい
企業の情報システムにおいてクラウドが普及し始めた当初は、コストや調達、展開・拡張の効率性などが注目されていた。しかし現在は、それ以外のメリットが重視されるようになった。「私たちはコロナ禍という多くの企業や社会にとって非常に過酷な環境下においても、クラウドが顧客ニーズに迅速に対応する力となることを目の当たりにしました」とビニョン氏は語る。つまり、クラウドがイノベーションを実現するための重要な要素だと認識されたわけだ。
顧客企業が、こうしたメリットを迅速かつ確実に享受できるようにするため、FPTではエンド・ツー・エンドでクラウドの導入を支援するサービスを提供している。まず顧客企業の課題を定義して活用のアイデアを創出するフェーズから始まり、その後にMVP(最小実行可能製品)の構築を通じて価値の検証を行う。価値あるアイデアは、スピーディーな市場投入と規模の拡大を目指すために、FPTオリジナルの製品やパートナー製品を用いて開発・運用を支援する。
これらに加え、新たなビジネスを生み出すサポートやコーチングプログラムも提供している。「お客様のクラウド活用のステージは様々です。私たちは、どのステージのお客様にも寄り添い、ビジネスの変革を支援します」とビニョン氏は強調する。
同社の強みは、幅広い分野のテクノロジーリーダーや、多様な業界の専門家とワンチームとなって、グローバル規模で顧客のDXジャーニーに伴走していくという点だ。また、人材や技術開発への投資も積極的で、外部の調査機関・アナリストからも高い評価を獲得している。「日本の企業や社会のデジタル立国への挑戦を支えるパートナーとしてお役立ちできれば幸いです」とビニョン氏は力を込めた。
DXアクセラレート2024、
デジタル活用の勘所

