インドネシア人コミュニティリーダーとして
大分と別府に貢献していきたい

国際経営学部 3回生
オクタ バグス イファナンディーさん 

250人を超えるAPUのインドネシア人コミュニティ「APUIna」。雑誌や動画などのメディアで、APUの生活をインドネシアに発信するなど、精力的に活動している団体です。そのリーダーを務めるオクタ バグス イファナンディーさんは、大企業や大使館からスポンサーシップを取り付けるすご腕マネージャーです。APUInaとして、大分や別府に貢献したいと熱く語ってくれました。

別府はムスリムにとって暮らしやすい町

父親が日本に留学していたので、6歳から8歳まで日本に住んでいました。その時の記憶はおぼろげなのですが、日本はとてもいい国だったというイメージがあり、留学先を探すときも自然に日本を候補に入れていました。

なかでもAPUは、英語授業を開講していて、さまざまな国の学生が集まっている。そんな大学は、日本には他になかったので、入学することを決めました。

最初は、親戚も友人もいない日本に単身乗り込むのは心配でした。でも、APUの先輩や同級生、職員の方々がサポートをしてくれたので、だんだん日本での大学生活に慣れることができました。

カルチャーショックを受けたのは日本の「飲み会」です。私はムスリム(イスラム教徒)でお酒が飲めないので、他国の人はこんなに飲み会をするのか、と(笑)。最初は、参加できないなと思っていたら、「飲み会は、ジュースでも良いよ」と教えてもらって、参加していました。慣れると楽しくなりました。飲み会はお酒を飲むことよりも、皆で集まってわいわいすることに意味があるんだと分かったからです。

別府にはモスク(イスラム教の寺院)があるんです。今日も、このインタビューの前にモスクでお祈りをしてきました。日本の他の町では、モスクなどめったにありません。そういう意味でも、別府はムスリムが暮らしやすい町だと感じています。

私は、APUのインドネシア人コミュニティ「APUIna」のリーダーをしています。今APUにはインドネシア人が260人ほどいて、その全員がAPUInaに入っています。インドネシア人学生にはAPUInaがケアをします。私も入学前から先輩のサポートを受け、次は自分がそれを引き継ぐ番だと思いました。

大学を飛び出し、2014年11月に福岡県北九州市で行われた、
Culture Wagon Camp 2014 「地球を旅する文化祭」in北九州 でインドネシアの
伝統舞踊 "Saman(サマン)"というインドネシア西部に伝わる踊りを披露しました。
この踊りは、たくさんの手の動きが特徴の女性によるパフォーマンスなので、私は、楽器を担当しました。
これは、日本の皆様に人気があるため、日本各地のイベントから声をかけていただいています。

APUInaでは雑誌を発行しており、インドネシアの学生に向けてAPUの活動を発信しています。今年から、動画配信も始めました。APハウスでの生活や、別府の魅力について紹介しているんです。

私は別府の町との連携をとても大切にしています。それは、APUInaのビジョンでもあるんです。APUのインドネシア人学生が、毎週大分の高校でインドネシア語の授業のサポートをしていたりもします。

APUInaが主催する、APUでの「インドネシアンウィーク」というイベントは、各国・地域をテーマにしたイベントの中でも、随一の人気を誇ります。パフォーマンスもインドネシア料理の屋台も、すごく盛況です。毎年さまざまな企業スポンサーを募り、その中にはインドネシア大使館も含まれています。

2014年にAPUで開催したインドネシアンウィークのパンフレットです。
たくさんの企業の皆様に支援していただきました。

そういったつながりからか、東京などで開かれるインドネシア関連の催しにもAPUInaのメンバーが招待され、インドネシアの伝統舞踊を披露したりしています。

「時間に正確」という日本の美徳を、インドネシアに広めていきたい

インドネシアのことを日本に紹介しよう!と意気込んでAPUに入学したわけではないのですが、気がついたら中心メンバーになっていました。APUに来て、改めて母国の良さを感じ、それを伝えていきたいと思ったのです。今、APUInaの目指すビジョンと、自分自身の思いは一体となっています。

APUでの生活で、授業の内容はもちろん、ルールや時間をきっちり守るという日本の美徳についても学びました。やはり、インドネシアはちょっとのんびりしています。ビジネスの上では、規律正しくあることは非常に重要なことですよね。そういった文化を日本から持ち帰って、友人や同僚に広めていきたいと思います。

卒業後はインドネシアに戻って、金融機関で働きたいと思っています。それは、インドネシアの中央銀行で働いていた父の影響です。そのために、大学では国際経営学部(APM)に所属していて、ファイナンスとアカウンティングを専攻しています。APUでは、グループワークの授業が多いので、科目についての知識を学ぶだけでなく、多様な考え方を同時に学ぶことができます。そして、違う考えや背景を持った人たちと話し合う中で、1つの考えにまとめあげるという作業をする。

まさに、Out of the boxで、何ものにもとらわれない議論から、その時の一番最適なアイデアを生み出すことができる。また、違う考えや背景の人と学ぶことは、とても有意義です。例えば、私はファイナンスをテーマにしたゼミにいるのですが、バングラデシュ人の先生の指導のもと、ネパール、タイ、インドネシア、ベトナム、ウズベキスタンなど、受講生は多様です。

ここで議論を交わし研究をすると、他の国のファイナンスの問題や各国の状況も実際に学ぶことができるんです。こうして、APUで学ぶことで、アカデミックな面で長けるだけでなく、コミュニケーション能力やインターパーソナル(対人関係)スキルを身に付けることができるんだと思います。

このグローバルな世界で、今、新しいリーダーが求められています。APUの卒業生はそんなリーダーとして期待されているのだと感じます。APUには"Shape your world"というスローガンがあるのですが、本当にそう。「APUは自分自身の世界を作りなさい」と教えてくれて、それを実現できる場所。

前からそんなことを思っていたかというと、そんなことはなくて、最初は、日本や大学での生活に慣れるのに必死でした。でも、2年たって、いろんなことに慣れたら、落ち着いて考えられるようになったんですかね。私がAPUにいられるのも、あと1年ちょっと。その間に、APUInaの活動も勉強も、やれることはすべてやりたいです。

日本で学んだ「助け合い」を、
祖国ナイジェリアにも伝えたい
  ゼミはまるで国際会議
開発援助の可能性を、よりリアルに議論できます
人と違っているからこそ、面白い
それを教えてくれたのはAPUでした
  APUのネットワークは特別
困ったら絶対に助けてくれる、私も助ける
インドネシア人コミュニティリーダーとして
大分と別府に貢献していきたい
  ものすごく多くのチャンスがあって、自分の可能性を広げられる
それがAPU
入学と同時に「英語」漬けで、APUからポルトガルの大学へ で、分かった。うちの大学のグローバルぶりは世界一!   獣医さん志望だった私が、九州別府の国際大学とタイを往復するようになったわけ
別府のスナックから、新しい町の魅力を発信するプロジェクト、APU学生の「地域創生」、ご期待下さい!   僕が仲間と作った大分県CMと、APUのプロモーションビデオ、日本の皆さん、タイの皆さん、世界の皆さん、見てください
オープンキャンパスでAPUの説明をした高校生が翌年入学してきてくれて、再会したときの喜び、忘れられません   夢は、2020年東京オリンピックの通訳!
笑って、泣いて、日本語に磨きをかけたい
高1のサマーキャンプで一目惚れ
留学生とこんなに距離が近い大学は、他にない
     

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