田舎で世界を学べば、「和の心」を持った国際人になります

APU 国際経営学部長 大竹敏次さん

APUには、国際経営学部とアジア太平洋学部の2学部がある。この春から国際経営学部の学部長に就任した大竹先生は、かつて外資系金融機関で働き、自ら起業の経験もあるバリバリのビジネスパーソン。その大竹先生が目指すのは、「田舎で世界一を体現する」グローバル・ニッチ・トップ企業の研究です。

アメリカの大学で経営工学→外資系金融機関→起業→APUへ

今年2015年4月から、立命館アジア太平洋大学(APU)の国際経営学部長を務めることになりました。

大学では、金融工学やリスクマネジメント、オペレーションズ・リサーチなどを中心に教鞭(きょうべん)を執っています。

私自身は、日本の大学を出てから、アメリカの大学で経済学と数学、統計学の修士課程を修了し、経営工学の博士号を取りました。合計で10年以上大学にいたことになります。

卒業後は、外資系金融機関に就職し、同社のイギリスにある研究所や日本で3年ほど働き、そのノウハウを元に企業のデータを分析する会社を起業し、10年ほど経営していました。

外資系金融企業でイギリス勤務のときの友人と

同時に、教育に対する関心も持っていたので、会社経営をしながら大学院の非常勤講師を務めていました。でも、非常勤講師では自分の研究室を持って学生を指導することなどはできない。もっと継続的、総合的に教育に携わりたいという思いから、常勤で講師ができる大学を探していました。

そんなときにAPUの教員公募を知り、2009年からAPUの国際経営学部に所属しました。

APUに引かれた理由は、なんといっても、1つの科目について日本語と英語の両方で講義をしている点です。そんな大学は、日本においては他にありませんでした。

私自身、アメリカの大学で長く勉強をしていたので、自分が教える立場になるに当たっては、日本でも英語で授業をしたいと考えていたのです。APUならば、日本人学生はもとより世界から集まった留学生たちを相手に英語で経営学の教鞭を執ることができる。そこに強く引かれました。

初めてAPUを訪れたのは、採用の面接のとき。2008年の秋でした。

初めて訪れた九州・別府の山腹にあるキャンパス。「なんて景色のいいところなんだ」と思ったことを覚えています。よく「ものすごく田舎でびっくりしませんでした?」と聞かれるのですが、いえいえ、アメリカで通っていたアイオワ州立大学も、すごく田舎にあったんです。

大学が郊外や田舎にある、というのはアメリカでは当たり前だったので、違和感はまったくありませんでした。むしろ大都市の真ん中に大学があるほうが不思議に思うくらいです。

国際経営学部の留学生比率が50%を超えるのは、
「日本の経営」を学びたいから

APUに採用されてからは、大学のほうでは、専門であったファイナンス、オペレーションズ・リサーチ、投資証券についての授業を担当し、大学院では、金融工学やリスクマネジメントのクラスを担当しました。

現在は、3年次以降で履修できる専門科目のクラスを担当しています。

専門科目では、日本語で開講しているクラスでも半分くらいが留学生になります。まったく日本語ができない状態で入ってきた留学生の多くが、3年、4年ともなると、日本語検定1級を取れるようになる。もちろん日本語の授業も難なく受けられるようになる。

彼ら彼女らの言語習得スピードには本当に驚かされます。

言葉を覚える、言葉を使えるようになる、というのが、いかに生きていく上で重要なのか、とりわけ新興国から来た学生たちは体で分かっている気がします。もともと本国でも、自国語と英語ができるのが当たり前のバイリンガル環境で生きてきたので、言葉が新しい世界の扉を開くためのパスポートである、ということを実感しているんでしょうね。言葉を覚えよう、というモチベーションがとにかく高い。

日本語をみるみるうちに習得する留学生に共通するのは、片言しかしゃべれない時点でも積極的に人に話しかけ、コミュニケーションをどんどんとろうとするところ。この点は、もっと日本の学生にも見習ってほしいところです。

2013年3月の卒業式で学部生と

ちなみに、国際経営学部は日本人学生よりも、留学生のほうが多いんです。全学部の5割を超えています。

現在は、ベトナム、中国、韓国、タイ、インドネシアの学生がトップ5。とりわけ、タイ、ベトナム、インドネシアなどは、各国のトップ高校から学生が来ており、その向学心や学習能力は目を見張るものがあります。各国から集まった留学生たちに「なぜ本国のトップ大学にも行けたのにAPUに留学したの」と聞くと、「日本企業、日本経済のすごさとレベルの高さを、子どもの頃から目の当たりにしてきた。だから、日本で、日本の経済と経営、企業のすごさをちゃんと学びたいんです」と即答します。

そう、新興国の学生たちにとって、まだまだ「日本に学ぶことがたくさんある」と。だから、留学生たちの学習意欲はとても旺盛。それに日本人学生たちも刺激され、勉強に対するモチベーションがお互いに向上していく。

>> 和の心を持った国際人が巣立つ

日本で学んだ「助け合い」を、
祖国ナイジェリアにも伝えたい
  ゼミはまるで国際会議
開発援助の可能性を、よりリアルに議論できます
人と違っているからこそ、面白い
それを教えてくれたのはAPUでした
  APUのネットワークは特別
困ったら絶対に助けてくれる、私も助ける
インドネシア人コミュニティリーダーとして
大分と別府に貢献していきたい
  ものすごく多くのチャンスがあって、自分の可能性を広げられる
それがAPU
入学と同時に「英語」漬けで、APUからポルトガルの大学へ で、分かった。うちの大学のグローバルぶりは世界一!   獣医さん志望だった私が、九州別府の国際大学とタイを往復するようになったわけ
別府のスナックから、新しい町の魅力を発信するプロジェクト、APU学生の「地域創生」、ご期待下さい!   僕が仲間と作った大分県CMと、APUのプロモーションビデオ、日本の皆さん、タイの皆さん、世界の皆さん、見てください
オープンキャンパスでAPUの説明をした高校生が翌年入学してきてくれて、再会したときの喜び、忘れられません   夢は、2020年東京オリンピックの通訳!
笑って、泣いて、日本語に磨きをかけたい
高1のサマーキャンプで一目惚れ
留学生とこんなに距離が近い大学は、他にない
     

人事ご担当者様向け 即戦力・グローバル人材の育て方APUグローバル人材育成セミナー開催 開催日:2015年5月22日(金) 会 場:立命館大学 東京キャンパス