インタビュー

エネルギー関連技術を世界へ
新市場を創造する成長戦略を

政府は国際認証や標準化を戦略的に後押し

──日本の優れた技術を生かすために、政府はどのようにサポートしていくのでしょうか。

佐藤: 日本には燃料電池のような世界に先駆けた技術があります。そうした技術開発をした後の国際認証や標準化への対応も重要になります。これを最適なタイミングで戦略的に進めていくことは、日本が今後もう少し上手に取り組んでいかなければならない分野といえます。日本が有するエネルギー関連の優れた技術をガラパゴス化させないためにも、しっかり推進する必要があります。

佐藤政務官は、「資源の開発やエネルギー関連技術の開発を進め、世界に先駆けて、その課題の解決策を打ち出していける立場にある」と強調する
佐藤政務官は、「資源の開発やエネルギー関連技術の開発を進め、世界に先駆けて、その課題の解決策を打ち出していける立場にある」と強調する

 日本は、資源を輸入に頼らざるを得ず、エネルギーに関する課題が多い国です。資源の開発やエネルギー関連技術の開発を進め、世界に先駆けて、その課題の解決策を打ち出していける立場にあるともいえます。技術開発の方向性をリードしていけるチャンスが、日本にはあるのです。そのチャンスをうまく活用して、国際標準化などでも世界をリードしていかなくてはなりません。政府も積極的にサポートしていく考えです。

 
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プロフィール
佐藤ゆかり政務官

佐藤ゆかり(さとう・ゆかり)
経済産業大臣政務官、自由民主党・参議院議員
1961年東京生まれ。上智大学から米コロンビア大学に編入し、88年に修士号(M.I.A.)取得(開発経済学専攻)。その後、米ニューヨーク大学大学院で98年に(Ph.D.)取得(金融経済学専攻)。日興コーディアル証券会社、J.P.モルガン証券会社、クレディスイス証券会社のチーフ・エコノミストを経て、2005年に衆議院議員に初当選。2010年からは参議院議員、2012年12月から経済産業大臣政務官。