富士通株式会社 人材採用センター
バリカ ミハイ ダニエルさん

大学4年になり、就職活動が始まったとき、ルーマニアに帰るという選択肢もありました。でも、せっかくここまで日本で頑張ってきたのだから、自分がどこまでやれるか試したいと思いました。
個人ではなくチームで働く日本の文化が、自分に合うとも感じていたんです。いろいろな人とシナジーを生み出し、自分をより高めていきたい。そんなふうに思っていたので、日本での就職を選ぶことにしました。
APUはオンキャンパス・リクルーティングといって、企業が直接大学に来て面接をしてくれるシステムがあります。ITにこだわって就活していたわけではないので、大学に来てくれた自動車メーカーや総合商社などさまざまな業界の企業を受けました。大手自動車メーカーからも内定をいただいたのですが、最終的に富士通を選びました。
富士通を選んだのは、ルーマニア人としての僕じゃなく、僕個人そのものを採用してくれたから。やはり、外国人として日本で就活をすると、「◯◯人としての君がほしい」という扱いを受けることが多いんです。
富士通は、「まだグローバル化があまり進んでいない会社でもあるし、来たら苦労もあると思うけれど、できるだけこちらでサポートする」と正直に伝えてくれました。家族のように成長を支援してくれる、強い仲間になってくれる、そんな感じがしたんです。
2010年の4月に富士通に入社しました。その時、すでに15人のAPU卒業生が働いていました。その多くは留学生です。
入社してすぐ人事部に配属になり、それから6年間ずっと人事の仕事をしています。メインは採用です。インターンシップ、学内セミナー、採用面接、内定後の配属面談、入社までのフォローなど、すべてを担当するので、各年度の採用が並行して動いています。
採用で一番難しいのは、人を見極めること。
学生さんは今、インターネットでさまざまな情報を得て、面接に臨みます。情報で武装した奥にある、その人らしさを出してもらうのが難しいんですよね。でも、そこが分からないまま採用すると、ミスマッチが起きてしまう。どうやったら本音を引き出せるかは、毎年試行錯誤しています。
富士通では、さまざまな事業を手掛けているので、好奇心を持っていろいろなことにチャレンジしてみたいというマインドを持った人が活躍できると思います。自分が任された仕事に対して、自分なりの価値を提供する、こういうこともできるんじゃないかとプラスアルファで考える。そういうことが大事です。
日本の会社だからこそ、ジョブディスクリプションで明確に役割を決められているということもない。自分なりにどうやったら価値貢献できるか、自分で探さなければいけないんです。
僕の価値貢献は、「世界で一番優秀な人材を採用すること」です。そのために、自分なりに工夫し、いろいろな施策を展開しています。例えば、海外の大学のエンジニア志望の皆さんに、日本で一度働いてみてもらうインターンシップ。ここからは、かなり優秀な学生が採用できていますね。
会社としては、これからどんどんグローバル人材を育てていく必要がある。だからこそ、僕も、採用だけでなく、研修やジョブローテーションの制度にまで踏み込んで、人材育成全体を考える一員になりたいと思っています。
せっかく優秀な人材を採用しても、職場で彼らのマインドやスキルを生かせなかったら離職してしまう。そのためには、現場のことをよく知る、現場に近い人事であるべきだと考えています。
APUからは、日本人以外にインド、インドネシア、タイ、ベトナム、韓国、中国、ケニア出身者を採用した実績があります。
一採用担当者としてAPUの学生を面接した時に感じるのは、とりわけ留学生たちの意識の高さです。他大学の留学生だと、日本で何をしていきたいのか、どういう仕事をすればいいのか、まだ考え切れていない人がほとんど。
けれどAPUの学生は、自分がやりたいことをグローバルな視点から明確に考えていて、それが実現できる場所を探している。非常に真面目なんです。
この真面目さは、ビジネスシーンでも生かされています。自分が採用した人とAPUのOB・OG会などで会うと、担当しているお客様や事業について、自信を持って話してくれる。仕事に責任を持って取り組んでいることが伝わってきます。その、社会人になってからの成長ぶりにいつも感動するんです。こんなとき、人事の仕事のやりがいを感じます。
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田舎で世界を学べば、 「和の心」を持った国際人になります |
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「アジア太平洋」を丸ごとキャンパスに そこから未来のリーダーを輩出していく |
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APUは日本の中の「世界」でした
だからイノベーションが生まれ続けるんです |
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ため池にクヌギ林にシイタケにサンショウウオ! APUパワーで、大分・国東半島を世界農業遺産へ | |
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