アジア太平洋学部 1回生
トマス・ブレシング・テミトペさん

自分のことを利己的に考えるのではなく、自分の所属するコミュニティのことをまず第一に考える。日本に来て、まだ半年ですが、日本人のこの考え方にとっても影響を受けました。
祖国のナイジェリアの人たちにぜひ伝えたい日本の美徳だと思います。
ナイジェリアでは、政府の中で、いろいろな摩擦や問題が起こっています。
利己的な考え方がまん延しています。相手の気持ちになれないから、教育改革も進まないし、せっかくの石油という資源も国のために使われない。他の国でもそうですが、ナイジェリアでは、まだまだ政情不安を抱えたままの状態です。
3.11の東日本大震災のときの話を日本人の友達や先生に伺いました。メディアでもたくさん目にしました。あれだけの災害が降り掛かったとき、自分自身もまた被災者だった日本人が、自分以上に周囲の人を助けようとした。あの助け合いの精神、すごい。他の国ではあんなに美しい助け合いなどできないと思います。それは、日本という国全体に影響を与えていると思う。そして、それは他の国も学ぶべきです。
相手のことを考える態度や気持ちを、ナイジェリアの人にも持ってほしいと思います。そして国を豊かにしてほしい。私がナイジェリアに帰ったのは2005年と2011年の2回だけですが、故郷の村には、その数年で道の工事が進んでいました。村の人は、私に言いました。「私が次に帰る頃には道ができていて、また村の風景は変わっているよ」と。そう、少しずつ変化が起こっている。日本の助け合いの気持ちだって、同じじゃないかと。小さなコミュニティで、日本の助けあいの精神や思いやりの心が生まれてシェアしたらどうでしょうか。その輪はきっと広がって、大きくなる。国全体に広がることだって、きっと可能だと思うんです。
そしたら、私の母国はきっと変わる。
2015年2月CONNEXT ASEAN THAILAND キャンプに参加
遠く離れていても、子ども時代を過ごしていなくても、私の心はナイジェリアにあります。どこにいてもナイジェリア人であることに変わりはないし、自分の国に責任があると感じています。
だからこそ、APUで経験したことを、いつか自分の国の人たちにも伝えたい。APUでは人と意見を交わし、アイデアを出し合って問題解決をすることが当たり前のように行われています。これは、世界の紛争にも応用できるはず。暴力や権力に頼らない解決方法を、ここで学んでいるんです。将来は、国連など途上国支援を行う国際機関に勤めたい。そして祖国ナイジェリアの教育改革を進めたいと考えています。
ナイジェリアは人口が1億7000万人と日本よりたくさんの人が住んでいます。若い国ですから、子どもがたくさんいる。でも、残念ながら教育の機会がとっても少ない。大学のような高等教育の機関はもちろん、小学校もまだ足りない。国が発展する上で、みんなが安心安全に暮らせるようになる上で、教育の充実は絶対に欠かせません。私は好運にも、ちゃんとした教育を受けることができました。APUという素晴らしい場所で、国際的な観点で勉強をする機会を得られました。
この幸運をちゃんと祖国の子どもたちにもたらしたい。それが私の夢であり、目標です。そのためにも、日本の優れたところ、経済やビジネス、教育、風土、文化を4年かけてきっちり吸収するつもりです。
これからAPUに来る学生さんには、APUにはたくさんのチャンスがあることを伝えたいですね。留学生も、もちろん日本人も。困ったときは必ず誰かが助けてくれます。だから、恐れずに自分の思いを発信してほしい。APUはスペシャルプレイスです。
この大学を選んだあなたはきっと、後悔しないはずです。未来の後輩たちがAPUの坂を登ってくる日を心待ちにしています。
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田舎で世界を学べば、 「和の心」を持った国際人になります |
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「アジア太平洋」を丸ごとキャンパスに そこから未来のリーダーを輩出していく |
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APUは日本の中の「世界」でした
だからイノベーションが生まれ続けるんです |
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ため池にクヌギ林にシイタケにサンショウウオ! APUパワーで、大分・国東半島を世界農業遺産へ | |
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