APU 国際経営学部 副学部長 准教授
アルカンタラ ライラーニ ライネサさん

教員としては、学生たちに組織論とマーケティングを教えています。私が担当する組織論の授業は、1クラス240人が受講しています。ここまで大規模だと、課題を工夫しないと学びが少なくなってしまう。学生のクリエイティビティを発揮できるような環境をつくりたい。
そう考えて、ケース分析では、グループでロールプレイをさせてみることにしました。それぞれのチームは自分たちのロールプレイをビデオに撮って、編集して発表するんです。1~2週間の制作期間で、本当に素晴らしいロールプレイングビデオが上がってきます。みんな今ではスマートフォンを持っていますし、その動画撮影機能を使えば十分鑑賞に耐え得るビデオが撮れるんです。
映画『マネーボール』を鑑賞させて、この映画を組織論の切り口から語りなさい、という課題を出したこともあります。
私はいつも、講義で学んだ理論をどのように身に付け、応用できるかを考えながら、課題を出しています。
ビデオ作品をつくったり、映画鑑賞してレポートを書いたりすると、自分で経験していないケースでも、経験したかのように学べます。課題の発見と解決に向けて、主体的・協同的に学ぶ「アクティブラーニング」を目的にしているので、こうした課題を出すようにしているのです。
昨年はそれをさらに発展させて、学生たちに自分たちのチームを分析させました。その課題を通して、うまくいった要因、もっと改善すべき点、また、これからどうしていくかを考えさせたのです。
やはり、リーダーシップのスキルがあり、周りを巻き込むことができる学生がいるチームは、課題もうまくいくようでした。
私は、今年からAPMの副学部長に就任しました。そこで考えているのは、留学生だけでなく、日本人学生にとって、APMのプログラムがもっと魅力的になるようにできないか、ということです。
私の授業もそうですが、英語開講の授業は日本人学生にとって受講のハードルが高い。例えば、日本人学生の英語力を上げるために、留学生と日本人学生をペアやチームにして、学んでもらうのはどうでしょうか。
開学の時には、6人グループといって、日本人学生を含む国籍の違う学生同士6人で、一緒に勉強するプログラムがあったそうです。そういったことを、またやってみるのがいいのかもしれません。
そして、昨年に比べてそのチームのメンバーの語学力がどれくらい伸びたかを、チームごとに競い合ったらさらにやる気が出そうですよね。
また、APMと経営管理研究科では、今年、英語で国際認証をとろうとしています。もともと外国人比率が多く、タイ、インドネシア、ベトナム、中国、アフリカの国々からも、学生が集まっています。先生の多くも外国人。ここに来れば、海外のビジネススクールに留学しているような環境で学べるんです。MBA留学を考えている人には、おすすめです。
APUの学生には、もっとコミュニケーションスキルを身に付けてほしいと思っています。いくらいいアイデアが浮かんでも、それを人に伝えられないと価値はありません。
専門分野の知識ももっと深めてほしいですね。例えばAPMの学生なら、ファイナンス、マーケティング、マネジメントなど、自分が選んだ専門のスキルを高めてほしいのです。
そのために、教員ができることはまだまだあるはずです。APMの学びの質を上げるために、講義内容もカリキュラムも学習システムも、もっと改善していきたいと思っています。
この6月に、学部全体で取り組む国際的な学部学生向けのビジネスケースコンペティションをキャンパスで開催します。これまで、海外の大学などではよく行われていた大会ですが、今回は、学生委員会が中心となって香港、シンガポール、アメリカなど海外から有名な11の大学やビジネススクールから参加チームを招き、国内からもAPUと慶応義塾大学のチームが参加する予定です。また、企業や地元自治体などからもご支援いただき、企業・地域・学生・教職員が参画する学際的なコンペティションをAPUで開催する予定です。
これからも学生が、実践的にまた国際的に学部の学びを広げていけるような取り組みを、行っていきたいと考えています。
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田舎で世界を学べば、 「和の心」を持った国際人になります |
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「アジア太平洋」を丸ごとキャンパスに そこから未来のリーダーを輩出していく |
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APUは日本の中の「世界」でした
だからイノベーションが生まれ続けるんです |
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ため池にクヌギ林にシイタケにサンショウウオ! APUパワーで、大分・国東半島を世界農業遺産へ | |
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