「民生用部門」の「理事長賞」に選ばれたのは、鹿島建設や東京ガスなどが主体となって進めた「東京イースト21におけるBOS高効率CGSの導入と大規模複合施設でのスマートエネルギーネットワーク構築について(東京都江東区)」。1992年に開業した東京・江東区の大型複合施設「東京イースト21」をリニューアルし、スマートエネルギーネットワークを構築したプロジェクトだ。
■民生用部門
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案件
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申請者
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理事長賞
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東京イースト21におけるBOS高効率CGSの導入と
大規模複合施設での
スマートエネルギーネットワーク
構築について
(東京都江東区)
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鹿島建設
鹿島東京開発
東京ガス
エネルギーアドバンス
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優秀賞
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スマートエネルギーネットワークを構築する
防災対応型ガスエンジンコージェネの導入
~イオンモール大阪ドームシティ~
(大阪府大阪市)
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イオンリテール
大阪ガス
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札幌医科大学ESCO事業におけるCGS導入
(北海道札幌市)
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ダイダン
池田煖房工業
北海道ガス
エナジーソリューション
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ジェネミックス(異機種連系)採用による
ガスコージェネレーションのリプレース&増設
~京都リサーチパーク~
(京都府京都市)
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大阪ガス都市開発
京都リサーチパーク
新日本空調
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岩崎コンピューターセンタービル
コージェネレーションシステムの更新
(大阪府大阪市)
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クリエイティブテクノソリューション
大阪ガス
JFEエンジニアリング
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選考会議特別賞
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家庭用コージェネを標準装備した
省エネ住宅エコタウンの形成
(北海道札幌市)
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ホーム企画センター
北海道ガス
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「東京イースト21」はホテル棟、飲食店などが入るモール棟、オフィスビルが入居するタワー棟などから成る。リニューアルでは新たに700kWのガスエンジンコージェネ発電機と排熱投入型吸収式冷凍機を導入。発生する電力と熱エネルギーを施設全体で有効活用できるようにした。新規施設ではなく、既存施設のエネルギーをスマート化し、施設全体の価値を高める取り組みは前例がなく、都市部の省エネ・低炭素化の課題に1つの答えを示すものと高い評価を得た。
この案件では、コージェネからの電力供給を高度に自立制御できるシステムを導入し、BCP性能を高めていることも大きな特長だ。災害などで電力会社からの商用電力の供給が途絶えると即時に発電機がスタートする「ブラックアウトスタート(BOS)」機能を搭載。あらかじめ設定した優先度の高い機器や照明だけに電力を供給し、それ以外は遮断してしまう従来方式とは異なり、優先度の高い機器や照明に電力を供給しつつ、発電能力に余力がある場合にはその他の機器や照明にも供給するという高度な制御によって、きめ細かな稼働を可能にしている。
「民生用部門」の「優秀賞」の1つに選ばれたイオンリテール、大阪ガスの「スマートエネルギーネットワークを構築する防災対応型ガスエンジンコージェネの導入~イオンモール大阪ドームシティー~(大阪市)」は地域貢献をコンセプトとする。非常用発電機も兼ねるガスコージェネシステムを導入。排熱を空調や地域冷暖房のエネルギーとして活用することで、地域コミュニティー全体のエネルギー使用量の削減を目指すと同時に、地域の防災拠点としての体制を整える。
震災以降、コージェネを非常用、防災用と位置付ける発想が定着しつつあるが、「イオンモール大阪ドームシティーはそれを社会貢献、地域貢献に広げた新しい取り組みであり、注目できる」(笠木氏)。イオンモールは電力、熱を賢く活用し、地域に貢献する「スマートイオン」を全国で展開していく考えだ。
「民生部門」の「選考会議特別賞」を受賞したのはホーム企画センター、北海道ガスの「家庭用コージェネを標準装備した省エネ住宅エコタウンの形成(北海道札幌市)」。住宅1軒ごとではなく、一定の地域に建設する住宅群すべてに家庭用コージェネシステム「エネファーム」を導入し、全体で制御する。地域エネルギーマネジメントにつながる発想だ。
「電力の世界ではスマートグリッド、スマートメーターなどが登場している。コージェネも同じく、ICT(情報通信技術)を活用した高度な制御が今後のカギ。実現すれば、需要家参加型のエネルギー需給インフラを構築でき、エネルギー以外の面でもベネフィットを得られる。今回『コージェネ大賞』を受賞した案件は、その先行事例といえる」と笠木氏は評価する。
後編では「産業用部門」「技術開発部門」の受賞案件などを紹介する。
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スペシャルリポート 東京イースト21
・[前編]既存施設でスマートエネルギーネットワーク 高効率コージェネ導入などでチャレンジ
・[後編]ガスコージェネでBCPを確保 スマート化で省エネ・低炭素化も実現