
柏木孝夫(かしわぎ たかお)氏
コージェネ財団 理事長
東京工業大学 特命教授/名誉教授
専門はエネルギー・環境システム。経産省の総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会長などを歴任し長年、国のエネルギー政策づくりに深くかかわる。現在、同調査会の省エネルギー・新エネルギー分科会長、基本政策分科会委員、総務省の「自治体主導の地域エネルギーシステム整備研究会」の座長などを務める。主な著書に「スマート革命」「エネルギー革命」「コージェネ革命」など。
コージェネ大賞は、コージェネ財団が2012年度に創設。「民生用部門」「産業用部門」「技術開発部門」の3部門で「理事長賞」「優秀賞」「特別賞」を選定する。優れたコージェネレーション(熱電併給)システムを表彰。それによってコージェネの有用性を社会に広めるとともに、普及促進につなげるのが目的だ。今回は30件の応募から、民生用部門6件、産業用部門6件、技術開発部門4件を選定した。
2020年以降の地球温暖化対策の国際枠組みを定めた「パリ協定」が発効。これまで以上のCO2削減が求められる。
コージェネを活用した「地産地消」型のエネルギーシステムは熱を無駄なく使え、CO2の削減が可能だ。災害に強いまちづくりや地域経済の活性化にもつながる。日本はあらゆる技術を結集し、CO2排出を抑制したエネルギーシステムを構築することが急務だ。