「技術開発部門」の「理事長賞」は三菱重工業が2012年6月から販売している「コンテナ型ガス発電ユニット“MEGANINJA”」シリーズが獲得した。
■技術開発部門
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案件
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申請者
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理事長賞
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コンテナ型ガス発電ユニット
”MEGANINJA”シリーズ
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三菱重工業
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優秀賞
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30MW級 世界最高効率を達成した
L30Aガスタービンの開発
~CO2削減や省エネルギーに大きく貢献~
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川崎重工業
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選考会議特別賞
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大規模ビルにおけるメタン発酵式バイオガス
コージェネレーション
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竹中工務店
神鋼環境ソリューション
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「MEGANINJA」は40フィートコンテナに出力1500kWのガスエンジン、発電機、潤滑油タンク、制御盤など発電に必要な機器をパッケージした「モバイル発電所」。20フィートの排熱回収コンテナを併設することでコージェネにもなる。
到着後24時間以内に発電を開始でき、非常用電源として、また電力インフラ未整備地域の常用電源として活用できるのが特長。電力需要の伸びの大きい新興国への販売も期待できる。
コージェネに関しては今後、この「海外展開」が大きなカギとなる。
安倍晋三政権は現在、「攻めの地球温暖化外交戦略」を進めている。温室効果ガスの排出量を2050年までに世界全体で半減、先進国全体で80%削減を目指すという目標を掲げ、イノベーション(技術革新)、アプリケーション(技術展開)、パートナーシップ(国際連携)の3本柱を立てて技術で世界に貢献する戦略だ。

「世界の途上国で、その土地のニーズに合わせて、コージェネなどを用いた分散型エネルギーシステムを構築していくことには大きな可能性がある」と笠木氏は話す
「日本の温室効果ガス排出量は世界の数%に過ぎない。もちろん倫理的、道義的に考えれば、なお削減に向けて努力する必要があるが、本当の意味で実効性の高い貢献は、日本の優れた技術を世界各地で使ってもらうこと。世界の途上国で、その土地のニーズに合わせて、コージェネなどを用いた分散型エネルギーシステムを構築していくことには大きな可能性がある。日本政府は今、電気、ガス、石油といったタテ割りに縛られない『総合エネルギー産業』を生み出そうと動き出している。今後、そういう総合エネルギー企業が海外事業の担い手として活躍していけば、日本の成長と競争力向上を支える存在になり得る」。笠木氏は期待を込めて、このように語る。
さらに笠木氏は、今後のコージェネの技術課題として、さらなる高効率化と制御技術の高度化を挙げる。「古い火力発電所の場合、送電中のロスなどもあり、エネルギー利用の総合効率は40%を切るが、最新鋭の発電所だと55%に達する。需要地で発電し排熱も利用するコージェネは総合効率75~80%に達し、高効率といわれるが、電気と熱ではエネルギーの質が異なることにも注意が必要。電気は制御しやすいが、熱は温度域が多様な上、ためることも運ぶことも難しく利用しにくい。今以上に発電効率を高めると同時に、ICT(情報通信技術)を活用して熱の制御技術を高度化する開発を進めることも必要になる」。
世界の低炭素化に貢献するためにも、さらなる技術開発の進展を期待したい。
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